日本梨のツートップ!!この記事では、「幸水」と「豊水」の違いを分かりやすく説明していきます。
「幸水(こうすい)」とは?
「幸水」とは、日本を代表する梨の品種です。
「菊水」と「早生幸蔵」を交雑させた赤梨の一種であり、1959年に命名登録されました。
主な産地は千葉県、茨城県、福島県、栃木県であり、日本の梨の4割はこの「幸水」が占めているとされています。
強い甘みと少ない酸味、きめ細かい粒と緑がかった平たい球形をしているのが特徴です。
「豊水(ほうすい)」とは?
「豊水」とは、「幸水」に次ぐ日本を代表する梨の品種です。
「幸水」と「イー33(石井早生×二十世紀)」を交配させて生まれたとされる赤梨の一種であり、1972年に命名登録されました。
主な産地は千葉県、茨城県、福島県、栃木県であり、「幸水」に次いで25%のシェアを占める人気の梨になります。
強い甘みとほどよい酸味、ザラザラして赤みがかった色とずっしりとした丸い形状をしているのが特徴です。
「幸水」と「豊水」の違い
「幸水」と「豊水」の違いを、分かりやすく解説します。
「幸水」は「菊水」と「早生幸蔵」を交雑させた日本梨の一種であり、日本で1位のシェアを占める人気の品種です。
「豊水」はその「幸水」と「イー33(石井早生×二十世紀)」を交配させて生まれたとされる日本梨の一種であり、「幸水」に次ぐシェアを占める人気の品種です。
特徴の違いとしては、「幸水」のほうが甘みが強く、「豊水」は甘みに加えてほどよい酸味も感じられます。
ほか、「幸水」は緑がかって平たく丸い形状をしているのに対して、「豊水」は赤みがかった丸い形状をしており、「幸水」よりもひとまわり大きいです。
ちなみに、「幸水」と「豊水」は、「新水(しんすい)」と呼ばれる梨も合わせて「梨の三水」と呼ばれています。
まとめ
・「幸水」は「菊水」と「早生幸蔵」を交雑させた日本梨の一種です。
・「豊水」は「菊水」と「早生幸蔵」を交雑させた日本梨の一種です。