「さつまいも」と「じゃがいも」の違いとは?分かりやすく解釈

「さつまいも」と「じゃがいも」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「さつまいも」「じゃがいも」の違いを分かりやすく説明していきます。

「さつまいも」とは?

「さつまいも」は、分類においては、ヒルガオ科の植物で実はアサガオの親戚です。

しかし、成長した根の部分が食用で食べることが可能だとわかると中国から輸入され今に至ります。

なお、この植物は、品種改良が進んでいて様々な種類があり、糖度を高めるということで今現在においては無数の種類があり、秋の味覚としての地位を手にしています。


「じゃがいも」とは?

「じゃがいも」は、分類上はナス科の植物で実はなすびの親戚です。

そのうえで、「じゃがいも」って、どの部位を食べているの?という問題については、実は茎を食べていて実でもなんでもない部分を食用に食べており、まん丸に太った茎の部分を食用で食べています。

ちなみに、「じゃがいも」は、年がら年中収穫ができると思っている方が多いんですが、あれは実は間違いで、「春じゃがいも」や、「秋じゃがいも」「夏じゃがいも」「冬じゃがいも」という具合に春夏秋冬のじゃがいもがありそれぞれを適切な季節に植えているがゆえ年中収穫できると言われているだけです。

よって、「冬じゃがいも」を夏に植えれば枯れてしまうし、「夏じゃがいも」を冬に植えれば寒さに耐えられず、枯れます。


「さつまいも」と「じゃがいも」の違い

両者の違いは、分類が異なり、「さつまいも」はヒルガオ科の植物で食用可能な植物であるに対し、「じゃがいも」はナス科でなすびの親戚の食用植物です。

「さつまいも」の例文

・『サツマイモのつるを食べる』

「じゃがいも」の例文

・『じゃがいもの芽には毒があるので芽が出たじゃがいもは食べてはいけない』

まとめ

「さつまいも」「じゃがいも」ですが、実は、毒を持つという性質があるのかどうかという違いも実はあります。

「さつまいも」は、実は、収穫した際についてくる鶴とか根っこを食べても毒はないです。

なぜなら、ヒルガオ科の植物は毒素を持っていないがゆえ安全であるためです。

一方、「じゃがいも」は残念ながら、ナス科になるので、毒をもちまして紫色に変色している部分と芽に大量の毒素を含むため食べてはならず、食べた場合食中毒になってしまいます。

これらは、植物自体が、ヒルガオ科の植物だという点と、ナス科の植物だという違いにあり「さつまいも」は、芋とありますが「じゃがいも」と全く血縁が無い種族なので毒素が無い上食中毒にならないわけです。

だから、「さつまいも」は、収穫した際、すべてを食べることが可能で、つるだろうとねっこだろうと食べることが可能です。

逆に「じゃがいも」は、茎の部分しか食べることができず、茎も芽が出るとアウトになり、芽が出たものを食べると容赦なく食中毒になります。

ただ、春夏秋冬、それぞれに応じた「じゃがいも」があるという点においては、優れた植物で、使い方によっては年がら年中食べることができるのが「じゃがいも」です。