この記事では、「サニーレタス」と「リーフレタス」の違いについて紹介します。
サニーレタスとは?
サニーレタスはリーフレタスの一種で、紅色や紅褐色の葉があるのが特徴です。
丸い形のレタスとは違う葉レタスになります。
英語では「red-tip leaf lettuce」や「red leaf lettuce」といい、サニーレタス(sunny lettuce)とはいいません。
サニーレタスは日本で付けられた名前で、和製英語になります。
日本ではレタスというと丸い形をした玉レタスを指すことが多く、栽培が始まった当初は売れないと言われていました。
しかし、外国ではよく知られたレタスだったので、外国人を中心に広まりました。
当時はレッドレタスと呼ばれていましたが、イメージアップのため太陽の恵みを受けて紅色になったという意味でサニーレタスと名付けられました。
この特徴的な紅色は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンという色素によるものです。
現在はスーパーマーケット等でも販売されています。
玉レタスよりも栄養価が高く、特にβカロテンが豊富です。
ビタミンCやカルシウム、鉄分、食物繊維などの栄養素も含まれており、緑黄色野菜に分類されます。
一般的な玉レタスは淡色野菜に分類されます。
リーフレタスとは?
リーフレタスとは、葉が丸まらずに縦に伸びるタイプのレタスのことをいいます。
特定の品種を指すわけではありません。
リーフレタスには、グリーンリーフやフリルレタス、サニーレタス等があります。
グリーンリーフは葉が緑色で、カールしているのが特徴です。
グリーンカールと呼ばれることもあり、少しだけ苦みがあります。
フリルレタスは切れ込みが沢山入った葉が特徴で、ドレスのフリルのように広がることからフリルレタスという名前が付きました。
苦みはあまりないので、生のままサラダ等で食べられています。
サニーレタスとリーフレタスの違い
サニーレタスは、リーフレタスの一種です。
リーフレタスというと、グリーンレタスを思い浮かべる人が多いかもしれません。
リーフレタスには、グリーンレタス以外にもサニーレタスやフリルレタス等があります。
リーフレタスの中では、サニーレタスが最も流通しています。
リーフレタスの一種であるグリーンレタスには少し苦みがあるので、炒め物などに向いています。
それに対してサニーレタスは苦みがなく、生のまま美味しく食べることができます。
そのためサラダなどに使われることが多いです。
また、焼肉などではサンチュの代わりにサニーレタスを使うこともあります。
サニーレタスの葉は薄めで柔らかいので、生でも食べやすいです。
まとめ
サニーレタスは、葉が丸まらずに縦に伸びるリーフレタスの一種になります。
リーフレタスには、サニーレタス以外にもグリーンレタスやフリルレタスといった種類があります。
サニーレタスは、紅色と紅褐色の葉を持っているのが特徴です。