この記事では、「オイル煮」と「アヒージョ」の違いを分かりやすく説明します。
オイル煮とは?
オイル煮とは、食材をオイルで煮込んだ料理のことをいいます。
野菜を煮たものもありますし、魚介類を煮込んだものもあります。
スペインの郷土料理であるアヒージョもオイル煮の一種です。
オイルを使った料理にはオイルフォンデュもありますが、オイルフォンデュの場合にはオイル煮よりも高温で食材に火を通します。
素揚げした食材にソースなどをつけて食べるのがオイルフォンデュになります。
オイル煮は、低温で野菜などの食材を煮込みます。
それからコンフィも油で煮るフランスの料理で、低温で時間をかけて作ります。
そうすることで肉の場合には、しっとりジューシーに仕上がります。
アヒージョとは?
アヒージョとはスペインの郷土料理で、オリーブオイルとニンニクで食材を煮込む料理のことをいいます。
スペイン料理の代表的なタパスとして知られており、日本でもスペイン料理店などで提供されています。
エビや牡蠣、魚などの魚介類を使うことが多いですが、チキンやエスカルゴ、きのこ等を使ったアヒージョもあります。
アヒージョはスペイン語で、「小さなニンニク」という意味になります。
アヒージョはテレビ等のメディアで取り上げられたこともあり、日本でもよく知られるようになりました。
オイル煮とアヒージョの違い
アヒージョはオイル煮の一種で、スペインの伝統的な料理になります。
オイル煮はオイルで野菜や魚介類、肉などを煮る料理なので、アヒージョ以外にもフランス料理のコンフィなども含まれます。
アヒージョはニンニクを意味する言葉なので、必ずニンニクが入っています。
それに対してオイル煮は、ニンニクが入っているものもありますしニンニクが使われていないものもあります。
日本ではオイル煮というと、アヒージョをイメージする人が多いです。
まとめ
アヒージョはオイル煮の一種です。
オイル煮には、アヒージョ以外の料理もあります。