この記事では、“behave”と“pretend”の違いを分かりやすく説明していきます。
「behave」とは?
“behave”の意味は以下の通りです。
1つ目は「ふるまう」という意味で、良い・悪いを含めて自分の言動などの行いのことを言います。
2つ目は「行儀よくする」という意味で、おとなしく失礼のない行いをすることを言います。
3つ目は「動く」という意味で、機械などが調子よくなったり、不具合が出たりすることを言います。
上記に共通するのは「態度や動作のよしあし」という意味です。
「behave」の使い方
“behave”は「ふるまう」「行儀よくする」「動く」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われ、名詞形は“behavior”になり、「行儀」「品行」「ふるまい」「態度」「動作」「働き具合」などの意味があります。
基本的に、人や物がどの様に動くかという時に使われる言葉です。
因みに、海外では小さな子供を親が叱る時に「大人しくしなさい!」の意味で“Behave!”と言うこともあります。
「pretend」とは?
“pretend”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~のふりをする」という意味で、ある様子に見せかけることを言います。
2つ目は「~だと偽る」という意味で、口実など嘘をつくことを言います。
3つ目は「~の様なつもりになる」という意味で、遊びの一環だと思うことを言います。
4つ目は「わざと~する」という意味で、言動が浮かれている様子を言います。
上記に共通するのは「他の様子を装う」という意味です。
「pretend」の使い方
“pretend”は「~のふりをする」「~だと偽る」「~の様なつもりになる」「わざと~する」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われ、名詞形は“pretense”になり「口実」「偽り」「見せかけ」などの意味で使われます。
基本的に、本来の自分とは違う様子に装う時に使われる言葉です。
「behave」と「pretend」の違い
“behave”は「何らかの態度や様子でふるまうこと」という意味です。
“pretend”は「本来とは違うふりをすること」という意味です。
「behave」の例文
・『He always behaves rudely. 』
(彼はいつでも乱暴にふるまう)
・『You shoud behave as usual. 』
(君はいつも通りにふるまうべきだよ)
・『Be quiet, behave yoreself!』
(静かに、行儀よくしなさい!)
「pretend」の例文
・『He pretended to sleep. 』
(彼は寝たふりした)
・『I pretended not to know. 』
(私はわざと知らないふりをした)
・『We should pretend not to see her. 』
(私たちは彼女を見なかったふりをした方がいい)
まとめ
今回は“behave”と“pretend”について紹介しました。
“behave”は「ふるまう」、“pretend”は「ふりをする」と覚えておきましょう。