この記事では、「カリッコリー」と「ロマネスコ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カリッコリー」とは?
「カリッコリー」とは、「ロマネスコ」のことを指しています。
「ロマネスコ」とは?
「ロマネスコ」とは、アブラナ科アブラナ属に分類されている一年草の緑黄色野菜のことを表しています。
「ロマネスコ」はイタリア語で、正式名は「ブロッコリ・ロマネスコ」と呼ばれています。
原産はヨーロッパで、地中海沿岸とも言われています。
「ロマネスコ」は未成熟の蕾(つぼみ)と花梗(茎)の部分が食用として利用されています。
「ロマネスコ」は「ブロッコリー」のような味わいと、「カリフラワー」のような食感が特徴です。
「ロマネスコ」は黄緑色をした花蕾(からい)の集合体が、フラクタル形状になっていて、その見た目の美しさからも、「世界一美しい野菜」と称されています。
「ロマネスコ」の旬は、11月から3月頃で、「ブロッコリー」や「カリフラワー」と、同じ時期に出回ります。
「カリッコリー」と「ロマネスコ」の違い
「カリッコリー」と「ロマネスコ」の違いを、分かりやすく解説します。
「カリッコリー」と「ロマネスコ」は、呼び方が違うだけで、同じ野菜です。
まとめ
「カリッコリー」、「ロマネスコ」の別称には、「黄緑珊瑚(キミドリサンゴ)」、「サンゴ礁」、「カリブロ」、「うずまき」、「やりがい君」などがあります。
また、「カリッコリー」、「ロマネスコ」の英語表記は、「romanesco broccoli」、「cauliflower romanesco」になります。
ちなみに、「ブロッコリー」も「カリフラワー」も、「ロマネスコ」も、分類上では、アブラナ科アブラナ属で、ヤセイカンランの種の変種です。
さらに、「ロマネスコ」は「カリフラワー」の一種に分類されています。
「カリッコリー」と「ロマネスコ」の言葉の意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。