アップルマンゴーは南国のフルーツで、日本でもとても人気があります。
普通のマンゴーとの違いを紹介します。
アップルマンゴーとは?
アップルマンゴーはマンゴーの一種で、果皮がリンゴのように赤い色をしているものをそう呼んでいます。
中の果肉はオレンジ色をしており、普通のマンゴーよりも甘いのが特徴です。
また、香りも良く、旬を迎えると独特の甘く芳醇な香りが漂います。
アップルマンゴーの生産地として有名なのはインドで、メキシコやブラジル、タイといった国々でも栽培されています。
日本でマンゴーが特産品として知られているのは宮崎県です。
暖かい地域である沖縄県でも栽培されています。
宮崎県では「太陽のタマゴ」という独自のブランドを展開しており、厳しい審査基準を設けてそれをクリアしないと「太陽のタマゴ」とは名乗ることができません。
完熟して自然に落下したものを出荷しています。
「太陽のタマゴ」は高級品としても知られ、ギフトに用いられることも多いです。
普通のマンゴーとは?
マンゴーは、ウルシ科マンゴー属に属する果物のことをいいます。
その歴史は古く、紀元前のインドでは既にマンゴーの栽培が始まっていました。
果汁が多い果物なので、ジュースなどにも加工されています。
最大の生産地はインドで、品種の数も500以上に上ります。
世界中で親しまれているフルーツです。
マンゴーには、色々な品種があります。
例えばマハチャノ種はタイで生まれた品種で、果皮はオレンジがかった濃い黄色をしています。
香りが強く甘みと酸味のバランスが良いのが特徴です。
ペリカンマンゴーとも呼ばれているのはカラバオ種で、フィリピンで栽培されている品種です。
ペリカンのくちばしに似ていることからそう呼ばれるようになりました。
果皮は黄色い色をしており、価格も手ごろです。
マンゴーは皮をむいてカットするなどしてそのまま食べることが多いですが、プリン等のスイーツやドライフルーツ、ピューレ等にも加工されています。
2000年代にはマンゴープリンが一大ブームになった時期もありました。
マンゴーブームは過ぎましたが、今でも定番スイーツの一つとして定着しています。
アップルマンゴーと普通のマンゴーの違い
マンゴーとアップルマンゴーの違いは、皮の色にあります。
リンゴのように赤い色をしているのがアップルマンゴーです。
一般的なマンゴーの皮の色は様々で、品種によって黄色やオレンジ色、緑色などのカラーがあります。
また、アップルマンゴーの方が甘味が強く、香りも芳醇であることが多いです。
マンゴーは特に熟すにつれて甘味が強くなるので、完熟したアップルマンゴーは濃厚な甘さが感じられます。
まとめ
マンゴーの中でもリンゴのように赤い色をしているマンゴーをアップルマンゴーといいます。
甘味が強く薫り高いのが特徴です。
マンゴーの産地として知られる宮崎県で栽培されているのも、アップルマンゴーになります。