「any」と「some」の違いとは?分かりやすく解釈

「any」と「some」の違いとは?分かりやすく解釈英語

中学校で英語を習い始めて最初に理解が暗礁に乗り上げるのが単語の使い分けです。

特に「any」の使い方に関しては難しかったでしょう。

それでは、この「any」とはどういう意味でしょうか。

また、「some」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「any」「some」の違いを分かりやすく説明していきます。

「any」とは?

「any」とは、英語で「いくつかの」という意味になる単語であり、主に疑問文や否定文の中で使用されます。

後に続く単語は可算名詞でも不可算名詞でも構いません。


「some」とは?

「some」とは、英語で「いくつかの」という意味になる単語であり、肯定文の中で使用されます。


「any」と「some」の違い

「any」「some」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、英語で「いくつかの」という意味であることは同じですが、使用されるシチュエーションが違います。

すでに前の項目で説明しましたが、原則としては「any」は疑問文と否定文の中で用いられ、「some」は肯定文や依頼、勧誘の表現において使われます。

この原則から外れるのは「否定文ではないが、否定の意味を含んでいる肯定文と、相手がどう選択しても良いような場合には「any」が使われます。

そして、Ifを使用する条件文のなかでは、どちらを使用しても問題ありません、これらを一言で表現するなら以下のようになるでしょう。

話しているものの個数の真実が現時点で明確に1個以上あることが類推可能である場合には「some」、そうでない場合は「any」を使うということです。

まとめ

この記事では、「any」「some」の違いを、解説してきました。

前述のようにこの使い分けの基本は、話し手が対象物の個数がゼロではないことを把握しているかどうかということになります。

たとえば、疑問文で使う場合には話し手は個数を知りませんし、否定文では一個以上ないことがわかっています。

そして、勧誘などの場合は、相手が肯定的に反応してくれることを希望しているからです。

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