「1次面接」と「2次面接」はどちらも選考や採用に関係する面接を指す言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「1次面接」と「2次面接」の違いを解説します。
「1次面接」とは?
「1次面接」とは、「複数回行われる面接のうちの最初に行われる面接」を指す言葉です。
「1次面接」の使い方
会話や質問を通じて相手の適正や相性を確かめるため人と直接会うことを「面接」といいます。
一般的には就職や進学など人を見定めて選ぶ際に行われ、面接担当者は候補者と直接会って話し人柄などを確かめて選考に残るものを選び出します。
面接は1度だけとは限りません。
大企業ともなれば最終的な採用決定までに5、6回面接が行われることもあります。
複数回面接が行われる時の最初に行われる面接が「1次面接」です。
「2次面接」とは?
「2次面接」とは、「複数回行われる面接のうちの2番目に行われる面接」を指す言葉です。
「2次面接」の使い方
面接が複数回行われる時は何度目の面接なのかすぐわかるように「○次面接」と面接の回数をつけて表すのが通例です。
「2次面接」は2番目に行われる面接を指します。
面接官の回数が全部で2回ならば「2次面接」が最終面接になります。
「1次面接」と「2次面接」の違い
「1次面接」と「2次面接」は行われる順番が違いますがそれ以外にも質問内容に違いが見られます。
最初に行われる「1次面接」では志望動機など基本的なことが質問されるのに対し、最初の面接を通過できた人を対象に行われる「2次面接」では希望する具体的な配属などより踏み込んだ内容が質問されます。
さらに面接を重ねる場合はより具体的で細かい質問が行われるようになり、最終選考に近づくほど面接の内容も詳しく厳しいものになっていくのが一般的です。
「1次面接」の例文
・『1次面接を通過する』
・『書類選考で落ちてしまい1次面接に進めなかった』
「2次面接」の例文
・『初めて2次面接まで進めた』
・『2次面接は好感触だった』
まとめ
「1次面接」と「2次面接」をこのように気付けるかは主催者の考え次第です。
行われる内容や質問などについてもそれぞれ違いが見られるので段階に合わせた対策が必須です。