この記事では、「3G」と「4G」の違いを分かりやすく説明していきます。
「3G」とは?
「3G」とは、「第3世代移動通信システム」の通称です。
「3G」は“3rd Generation”の略であり、前世代システムである「2G」で導入されたインターネットやメールにおける通信のさらなる高速化を実現しました。
「3G」の代表的サービスとして、NTTドコモのFOMAやauのCDMA1X、及びCDMA1XWIN、Vodafone(現ソフトバンク)のVodafone Global Standard(Softbank3G)があります。
3Gは2001年頃に実用化されましたが、その後、2006年頃に3Gから更に高速通信を可能にした3. 5Gが登場しました。
「3G」では、DVD1枚(およそ4. 7GB)をダウンロードするのに約27時間から30時間ほど要しましたが、「3. 5G」だと45分から1時間程度にまで短縮化されたのです。
「4G」とは?
「4G」とは、「第4世代移動通信システム」の通称です。
「4G」は“4th Generation”の略であり、前身である「LTE」の後継規格に当たります。
また、「LTE」も「4G」の規格に含まれるとして、「4G/LTE」とも呼ばれているのです。
「4G」の代表的サービスとして、NTTドコモのXi(クロッシィ)、auのau 4G LTE、ソフトバンクモバイルのSoftBank 4G LTEがあります。
「4G」はデータ通信により特化しており、高速化、応答速度の向上、同時通信可能な端末数の増加に重点が置かれているのが特徴です。
これにより、インターネット通信における快適性が各段に上がったのでした。
「4G」では、DVD1枚(およそ4. 7GB)をダウンロードするのに、約30秒から40秒かかるとされています。
「3G」と「4G」の違い
「3G」と「4G」の違いを、分かりやすく解説します。
「3G」は3rd Generation”の略であり、「第3世代移動通信システム」の通称のことを指します。
対して、「4G」は“4th Generation”の略であり、「3G」から「LTE」を経て実用化された「第4世代移動通信システム」の通称のことを指します。
まとめ
「3G」と「4G」はいずれも移動通信システムの通称であり、「3G」からさらなる発展を遂げたシステムが「4G」ということでした。