「既婚者」と「未婚者」はどちらも結婚に関係する言葉です。
2つの言葉はどのような基準で区別されているのでしょうか。
今回は、「既婚者」と「未婚者」の違いを解説します。
「既婚者」とは?
「既婚者」とは、「結婚している人」を指す言葉です。
「既婚者」の使い方
「既に結婚している者」を指します。
広義では「結婚経験者」の意味で使われるため結婚したことがない人以外の全てを含む言葉として使われます。
狭義では「現時点で結婚している状態を継続中の人」を指し、1度結婚したが離婚した独身の人は含みません。
「未婚者」とは?
「未婚者」とは、「結婚していない人」を指す言葉です。
「未婚者」の使い方
「未だに結婚していない者」のことです。
広義では「結婚未経験者」を表し生まれてから一度も結婚したことのない人を意味します。
狭義では「現時点で結婚していない状態の人」を指し結婚したが離婚して独身に戻った人も含みます。
「既婚者」と「未婚者」の違い
「既婚者」と「未婚者」の違いは「結婚しているかどうか」です。
現時点で配偶者がいる人が「既婚者」現時点で配偶者がいない人が「未婚者」と区別します。
法律に基づく婚姻関係が認められているかどうかが区別の基準になるので結婚を約束している婚約者がいても入籍していなければ「未婚者」です。
一般的には現時点における結婚関係で区別しますが「結婚経験」を区別の基準にする場合もあります。
その場合は生まれてから一度も結婚したことがない人が「未婚者」でそれ以外の離婚した人や死別した人を含む全ての結婚したことがある人が「既婚者」となります。
「既婚者」の例文
・『入籍したので今日から既婚者だ』
・『既婚者には手当が支給される』
「未婚者」の例文
・『未婚者を集めてお見合いパーティーを開く』
・『未婚者の割合が増加している』
まとめ
「既婚者」と「未婚者」は結婚しているかどうかで区別されますが、現時点での婚姻関係と結婚経験の2つの基準があるので注意しましょう。
