この記事では、プロ野球の「日本シリーズ」と「クライマックスシリーズ」の違いを分かりやすく説明します。
日本シリーズとは?
日本シリーズとは、セントラル・リーグとパシフィック・リーグのクライマックスシリーズの優勝チーム同士が対戦し日本一を決める試合のことをいいます。
1949年に日本野球連盟がセントラル・リーグとパシフィック・リーグに分裂したことを受け、それぞれのリーグの優勝チームが日本一の座をかけて戦うシリーズとして創設されました。
日本シリーズは7試合制で、先に4勝した方が勝ちとなります。
クライマックスシリーズとは?
日本プロ野球のレギュラーシーズンで1位から3位になったチームによって行われるトーナメントです。
まず、2位のチームと3位のチームが対戦するファーストステージが行われ、ファーストステージの勝者と1位のチームが対戦するファイナルステージが行われます。
2007年から導入された制度です。
導入される前までは、リーグ優勝が決まると残りの試合は消化試合となり盛り上がりにかける場面もありました。
そのため消化試合を減らすことを目的に創設されたのです。
優勝争いから脱落したチームも3位までに入れば日本シリーズに進出できる可能性があるので、最後まで盛り上がることも多いです。
日本シリーズとクライマックスシリーズの違い
日本シリーズは、両リーグのクライマックスシリーズの優勝チーム同士が対戦するシリーズです。
日本シリーズは1949年から行われていますが、クライマックスシリーズは2007年から導入されました。
同じリーグでレギュラーシーズンの上位3チームによる対戦が行われるのがクライマックスシリーズで、異なるリーグの優勝チーム同士が対戦するのが日本シリーズです。
まとめ
日本シリーズは、セントラル・リーグとパシフィック・リーグのクライマックスシリーズの優勝チーム同士が対戦して日本一を決めるシリーズです。