この記事では、「痛恨の極み」と「断腸の思い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「痛恨の極み」とは?
痛恨の極みは、つうこんのきわみという読み方をすべき言葉です。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事でしょうが、酷く残念に思う事のや強く恨みに思う事のといった意味がある痛恨の文字に、物事が最終的に行き着く所や極限といった意味がある極みの文字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ痛恨の極みは、これ以上ない程に残念だったり、酷く悔やまれるといった意味を表すのです。
「痛恨の極み」の言葉の使い方
痛恨の極みは、この上なく悔やまれる事や非常に恨めしく思う事といった意味に使われる言葉となっています。
要するに、これ以上ないという程に後悔したり、悔しいという思いを抱く事を表す際に使用されるのです。
「断腸の思い」とは?
断腸の思いは、だんちょうのおもいという読み方をする言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、はらわたを断ち切る程のやはらわたが千切れる程のといった意味を持っている断腸のの文字に、考えを持つ事やその内容といった意味を所有する思いの文字を加える事で完成した言葉です。
以上の事から断腸の思いは、はらわたが千切れるかと思える位に辛く悲しい思いといった意味を示します。
「断腸の思い」の言葉の使い方
断腸の思いは、途轍もなく辛い思いを抱く事を表現する際に用いられる言葉です。
具体的には、自分のはらわたが千切れると思える程に、悲しくて辛い決断をしたする時に、この断腸の思いという言葉が使用されます。
「痛恨の極み」と「断腸の思い」の違い
痛恨の極みと断腸の思いの文字表記を並べてみると、使われている文字も読み方も全然違う言葉同士であると気付く事が可能です。
しかも持つ意味にも違いがあるので、そこを抑えれば使い分けでミスる事はありません。
まず痛恨の極みは、この上なく残念であるとか途轍もなく悔やまれるといった意味を表すのです。
一方の断腸の思いは、はらわたが千切れるのではないかと感じる程に辛く悲しい気持ちを示します。
まとめ
2つの言葉は共通する文字は少ない上に、示す意味合いにも相違点があるので、そこをきちんと踏まえれば使い分けで失敗する事は回避可能です。
ちなみに痛恨の極みは、これ以上ない程に悔やまれるとか無念であるという意味として使われます。
対する断腸の思いは、はらわたが千切れるかと思える程に、悲しくて辛い思いといった意味として用いられるのです。
