この記事では、「インテリア」と「家具」の違いを分かりやすく説明していきます。
「インテリア」とは?
「インテリア」はもともと、英語で「内面」や「室内」と言う意味を持っていましたが、日本では「室内装飾」を意味するものに転じたとされています。
「インテリア」とは、室内を装飾するものが該当し、カーテン、カーペット、窓、照明器具、お風呂場やトイレに関係する設備などが挙げられます。
「インテリア」は英語ですので和室に関連する内装は「インテリア」と呼ばないと誤解されますが、襖や障子、畳表なども「インテリア」に含まれます。
しかしながら、どの装飾品を「インテリア」とするかの基準は曖昧で、一般的には生活する上で必要とするものに対しては「インテリア」と呼びません。
ちなみに、屋外の装飾品については「エクステリア」と呼びます。
「家具」とは?
「家具」とは、その漢字が意味するように「家にある道具」を意味しています。
生活するために必要な道具について「家具」と呼びます。
例えば、椅子や机、衣服を収納するタンスなどが当てはまり、比較的大きいものが多く、もともと家に備え付けられている道具なども「家具」と呼ぶことがあります。
一般的に材料は木製のものが多くなっていますが、近年では合成素材や集成材などの低価格の製品も増えてきています。
ちなみに、電気を使用する道具については「家電」と呼び、「家具」とは分けられて呼ばれる事があります。
「インテリア」と「家具」の違い
「インテリア」は装飾品を指す言葉ですので、生活する上で必ずしも必要ではないものが多く含まれます。
一方「家具」は、生活する上で必要になってくる道具について「家具」と呼びます。
しかし近年ではその線引きは曖昧になってきており、必ずしもどちらが「インテリア」でどちらが「家具」であるかを分けて考える必要はなくなってきています。
見分け方として、「インテリア」については生活する上での環境や空間を作るものと考えておくとよいでしょう。
まとめ
「インテリア」と「家具」の違いは、生活上必要なものであるかどうかという点です。
「インテリア」を代表するカーテンや電飾などは、生活する上で必ず必要であるとは言えません。
一方「家具」の代表である寝具やテーブルなどは、生活する上でとても重要な道具と言えます。
この違いを覚えておけば「インテリア」と「家具」の違いを理解する事ができるでしょう。