この記事では、「玄米」と「もち麦」の違いを分かりやすく説明していきます。
「玄米」とは?
「玄米」とは精白されておらず糠や胚芽がそのままついている状態のお米です。
稲のモミから籾殻だけを取り除いたものであり糠を削ぎ落とし精米した米と比べると糠によって少し茶色っぽいことから「玄米」と呼ばれます。
糠には様々なミネラルやビタミンが含まれていることから栄養は精米した白いお米よりも豊富です。
ただしそういった栄養素が雑味となって味は精米したものより劣るように感じることも多く消化もしにくいという難点もあります。
「もち麦」とは?
「もち麦」とは白米に混ぜて炊き麦飯にするための大麦でもち性を持つものです。
お米にうるち米ともち米があるように麦にもうるち性を持つものともち性を持つものがありもち性を持つ大麦が「もち麦」になります。
以前は麦飯に使う麦はうるち性のものが多かったのですが、独特な食感から近年注目をあつめるようになりました。
特に「もち麦」は水溶性食物繊維が豊富でカロリーもお米と比べて低いので便秘やダイエットに頭を悩ませがちな女性に人気です。
「玄米」と「もち麦」の違い
「玄米」と「もち麦」の違いを、分かりやすく解説します。
稲のもみから籾殻だけを外して糠や胚芽はそのままのお米が「玄米」で、もち米のようにもち性を持った大麦が「もち麦」です。
「玄米」にはビタミンやミネラルが豊富に含まれていますが、「もち麦」には水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
「玄米」は様々な栄養素を含むことから健康に効果が出やすく、「もち麦」は豊富な食物繊維とカロリーの低さから女性の悩みに効果が出やすいです。
まとめ
「玄米」と「もち麦」はどちらも白米の代わりになる栄養食として扱われていますが、植物としての種類の違いが食べ物としての違いにつながっています。
栄養豊富な「玄米」は健康に気を使う人向けと言えますし、食物繊維豊富で低カロリーな「もち麦」は便秘や体重に悩む女性の味方と言えるでしょう。