この記事では、「見てもらう」と「観てもらう」の違いを分かりやすく説明していきます。
「見てもらう」とは?
「見てもらう」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「ある事物の存在を相手の視覚で捉える様にお願いすること」という意味です。
2つ目は、「あるものごとを判断・評価する様にこちらからお願いすること」という意味です。
3つ目は、「あることを相手に経験させようとすること」という意味です。
「見てもらう」の言葉の使い方
「見てもらう」は「見て+もらう」で成り立っています。
「見て」は動詞「見る」の連用形で、「目で事物の存在をとらえる」「判断・評価する」「身に受ける」という意味、「もらう」は「依頼してある行為をさせる」という意味、「見てもらう」で「人に対し何かを視界に入れる様にお願いすること」、転じて「判断・評価をお願いすること」「経験させようとすること」として使われます。
「観てもらう」とは?
「観てもらう」は、「相手の目の前にあるものを、意識して眺めてもらうこと」という意味です。
目の前にあるものや、繰り広げられるものに対し興味を持って視線を集中してもらうことを表します。
「観てもらう」の言葉の使い方
「観てもらう」は「観て+もらう」で成り立っています。
「観て」は動詞「観る」の連用形で、「見物・見学する」「興味を持って眺める」という意味、「もらう」は「依頼してある行為をさせる」という意味、「観てもらう」で「人に対し、目の前にあるものに興味を持って眺めて貰うこと」として使われます。
「見てもらう」と「観てもらう」の違い
「見てもらう」は「人に対し何かを視界に入れる様にお願いすること」転じて「判断・評価をお願いすること」「経験させようとすること」です。
「観てもらう」は「人に対し、目の前にあるものに興味を持って眺めて貰うこと」です。
「見てもらう」の例文
「見てもらう」の例文は以下の通りです。
・『大勢の人にチラシを見てもらう』
・『部長に試作品を見てもらう』
・『手相を見てもらう』
「観てもらう」の例文
「観てもらう」の例文は以下の通りです。
・『お客にライブを観てもらう』
・『自作映画を評論家に観てもらう』
・『演劇を観てもらう』
まとめ
今回は「見てもらう」と「観てもらう」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。