テレビのB-CAS カードには「赤いB-CASカード」と「青いB-CASカード」がありますがどんな違いがあるのでしょうか。
今回は、「赤いB-CASカード」と「青いB-CASカード」の違いを解説します。
「赤いB-CASカード」とは?
「赤いB-CASカード」とは、「地上デジタル放送、BS放送、CS放送の3波に対応したB-CASカード」です。
「赤いB-CASカード」の使い方
B-CASカードはデジタル放送の視聴に必要なICカードです。
日本で放送されているテレビ番組を視聴するにはB-CASカードをテレビやチューナーなどテレビ放送の受信機にセットしないと視聴できません。
日本のテレビ放送は地上波と呼ばれる地上デジタル放送の他に衛星からの電波を受信するBS放送とCS放送の3種類ありますが、3波全ての放送に対応しているB-CASカードが「赤いB-CASカード」です。
「青いB-CASカード」とは?
「青いB-CASカード」とは、「地上デジタル放送のみに対応しているB-CASカード」です。
「青いB-CASカード」の使い方
地上デジタル放送のみに対応している限定的なB-CASカードで衛星放送に対応していない地デジ専用のテレビやチューナーで使用します。
「赤いB-CASカード」と「青いB-CASカード」の違い
「赤いB-CASカード」と「青いB-CASカード」の違いは「衛星放送への対応」です。
衛星放送に対応しているのが「赤いB-CASカード」、衛星放送非対応で地上デジタル放送のみを視聴できるのが「青いB-CASカード」です。
2つのカードに互換性はありますが衛星放送対応のテレビに「青いB-CASカード」をセットしても視聴できるのは地上デジタル放送のみで衛星放送は映りません。
まとめ
「赤いB-CASカード」と「青いB-CASカード」は衛星放送に対応しているかどうかの違いで区別されます。
有料放送の契約に関わってくるので違いを知っておきましょう。