「終生」と「一生」の違いとは?分かりやすく解釈

「終生」と「一生」の違いとは?違い

この記事では、「終生」【しゅうせい】と「一生」【いっしょう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「終生」とは?意味

人生の中で、一番転機点になる所から死ぬまでの間を「終生」【しゅうせい】といいます。

例えば、かなり頑張って一流大学に入学したとか、就職して入社式に参加した日、重い病気にかかったので手術すれば完治して病院を退院したときなど、自分の人生でこれから新たに始まる日から息を引き取って終えるときまでを「終生」というのです。


「一生」とは?意味

この世に誕生してから亡くなるまでの人生を「一生」【いっしょう】といいます。

母親の胎内から産声をあげて誕生してから学校で学んだり、仕事して結婚した後は子供を作るなどさまざまな体験したうえで最後は悔いがない死に方して、その生涯を終えるわけです。

使い方としては、「一生続けていく」と死ぬまでずっと趣味を追求していくことを誓います。


「終生」と「一生」の違い

ここでは、「終生」「一生」の違いを、分かりやすく解説します。

親友と出会ってからや、自分が研究に没頭したその日から人生を終えるまでの間を「終生」といいます。

人生の中で重要なことが起きたときから亡くなるまで自分の生き様を主に表すわけです。

もう一方の「一生」は、命を授かってから心臓が止まるまでの生涯を指し、誰もが歩むことになる人生に焦点を当てていて、その人によって歩む生き方に違いがでてきます。

「終生」の例文

・『食糧難を救うための食品研究に終生没頭する人生を送る』
・『ひどい怪我した私を看病してくれた人のご恩を終生忘れない』

「一生」の例文

・『一生安定した生活ができるようにと、公務員の道を選んだ』
・『私が一生お金に困らないように、両親は貯金を残してくれた』

まとめ

どちらも人の人生を取り上げたものですが、微妙に意味や使い方に違いがありますので、自分なりに使う場面をよく考えてみるといいでしょう。

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