この記事では、「チリペッパー」と「チリパウダー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「チリペッパー」とは?
あえて赤唐辛子だけを原料とするのが「チリペッパー」です。
真っ赤で辛味が強い唐辛子を振りかけやすいようペッパー状にしたものを指すわけです。
日本の一味唐辛子と似たものですが、サンドウィッチやソーセージ料理の味を引き締めつつ辛味を出します。
色も美しい赤色が強く出たスパイスであるため、食欲をそそる料理になるわけです。
また、臭みが強い料理も食べやすくなる効果があるのもこのペッパーの良さであり、ラム肉やレバーなども食べやすくなります。
「チリパウダー」とは?
辛味が強い唐辛子は味に深みを出すクミンやディルが含まれていたり、ぴりっとした香りがいいニンニク、赤みを出すパプリカが調和して入るスパイスを「チリパウダー」といいます。
料理を程よく赤く色づけして食欲を増進させたり、ハーブでいい香りを出すため人を惹きつけるわけです。
そのため、スープやカレー、肉料理とも相性が良く、素材の旨みを引き立たせるミックススパイスになります。
「チリペッパー」と「チリパウダー」の違い
「チリペッパー」と「チリパウダー」の違いを、分かりやすく解説します。
料理にしっかり辛みを出せるのが「チリペッパー」であり、タイや韓国、ベトナム料理といったスパイスが必要な料理の味を引き締めます。
もう一方の「チリパウダー」はかなり細かい粒子にまで加工した唐辛子であり、冷たいものにでもすぐ溶けるのが魅力的です。
味に辛味が出せるので、冷やし中華やパン料理など冷えた料理に数回振り掛けるだけで印象強い香りと代謝が上がる味を出せます。
色々なものを購入して調合する必要性がなく、ふくよかで香りがいい料理に仕上げられるところがいい点です。
まとめ
どちらも唐辛子を使ったスパイスですが、含まれている原料にかなり違いがありますので、実際にどのようなものか香りや味を比べてみるといいでしょう。