「情報セキュリティ」と「サイバーセキュリティ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「情報セキュリティ」と「サイバーセキュリティ」の違いとは?違い

「情報セキュリティ」「サイバーセキュリティ」にはどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、「情報セキュリティ」「サイバーセキュリティ」の違いを解説します。

「情報セキュリティ」とは?

「情報セキュリティ」とは、「情報の安全性を高めて守ること」を意味する言葉です。


「情報セキュリティ」の使い方

情報の外部流出を防ぐ保護行為を指します。

情報そのものを知られないようにするための機密性向上や情報に接触できる人を限定するアクセス制限、業務を通じて知り得た情報の扱いを学ぶ従業員教育など情報が外部に流出しないように行うさまざまな対策が「情報セキュリティ」に当たります。


「サイバーセキュリティ」とは?

「サイバーセキュリティ」とは、「コンピューターやネットワークなどサイバー領域を保護すること」を意味する言葉です。

「サイバーセキュリティ」の使い方

重要情報が収められたコンピューターや外部と接続しているネットワークシステムなどサイバーと呼ばれるジャンルのセキュリティを指します。

コンピュータのデジタルデータを守るだけでなく不正なデータ改ざんやシステムダウンを狙った ハッキングなど、さまざまなサイバー被害への対策を総称して「サイバーセキュリティ」と呼んでいます。

「情報セキュリティ」と「サイバーセキュリティ」の違い

「情報セキュリティ」「サイバーセキュリティ」の違いは「守る対象」です。

「情報セキュリティ」が守るのは情報でコンピュータに登録されたデータデジタルデータだけでなく機密文書や名簿、仕事で知り得た事実などあらゆる情報を保護対象にしています。

「サイバーセキュリティ」はコンピュータやネットワークが守る対象で、不正利用だけでなく破壊や妨害など悪意ある行為すべてに対処します。

「情報セキュリティ」の例文

・『情報セキュリティについて学ぶ』
・『この会社は情報セキュリティに対する意識が低すぎる』

「サイバーセキュリティ」の例文

・『サイバーセキュリティを高めないと危険だ』
・『サイバーセキュリティの専門家に相談する』

まとめ

「情報セキュリティ」「サイバーセキュリティ」はセキュリティ対象の違いで区別されます。

重複する部分はあるものの根本的な対策が異なるので正しく区別してください。

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