最近になって、本国アメリカや日本においても人気に火がつき始めている食べ物の一つに「ケトルコーン」というお菓子があります。
それでは、この「ケトルコーン」とはどういう意味でしょうか。
また、「ポップコーン」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ケトルコーン」と「ポップコーン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ケトルコーン」とは?
「ケトルコーン」とは、「kettle corn」という英語をカタカナで表記したもので、その名前の通り、大きなやかんを使って作ったとうもろこしのお菓子のことです。
もともとはアメリカのネイティブアメリカンの間で食べられていたもので、それが広く伝わって「ポップコーン」と呼ばれるようになりました。
「ポップコーン」とは?
「ポップコーン」とは、「pop corn」という英語をカタカナ表記したもので、アメリカの伝統のとうもろこしの種を熱することによってはじけさせたお菓子のことを指す言葉です。
今では、ほとんどそのために作られた機械によって作られていますが、家庭ではフライパンや電子レンジなどでも作られます。
「ケトルコーン」と「ポップコーン」の違い
「ケトルコーン」と「ポップコーン」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つのは、一般的には「ポップコーン」と呼ばれているアメリカの伝統的なお菓子であることは同じですが、今となっては作り方が違うというのが事実でしょう。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、ケトルで作るのが「ケトルコーン」で、ポップコーン調理器で作るのが「ポップコーン」ということになります。
そもそも、アメリカの代表的なお菓子である「ポップコーン」ですが、もともとはネイティブアメリカンに伝わるやかんでポップさせて作るコーンのお菓子でした。
その後ポピュラーになるにつれ、ポップコーンを作るための装置で製造されるようになったのですが、最初は「ケトルコーン」であったというのが事実であるため、そのことも考慮すれば、「ケトルコーン」は本来の製法で作った「ポップコーン」と言っても良いでしょう。
まとめ
この記事では、「ケトルコーン」と「ポップコーン」の違いを、解説してきました。
まだ、日本ではそんなにポピュラーにはなっていない「ケトルコーン」ですが、すでに日本でもお馴染みになっている「ポップコーン」の新しい形として今後は広く知られるようになるでしょう。
