「水差し」と「ピッチャー」は同じような道具を指す言葉ですが、具体的にどのような違いで区別すればいいのでしょうか。
今回は、「水差し」と「ピッチャー」の違いを解説します。
「水差し」とは?
「水差し」とは、「コップや花瓶などに注ぐたくさんの水を入れておく容器」です。
「水差し」の使い方
おかわり用の飲み水や植物にやる水など、コップや花瓶に注いで使うための水を大量にためておく容器を指します。
水が必要になった時いちいち水道まで汲みに行ったり冷蔵庫にペットボトルを取りに行ったりするのは面倒です。
あらかじめ必要になるであろうおかわり用の水や植物用の水などをためておき手近な場所に置いて必要な時にすぐ使えるよう準備しておくための水専用の容れ物を「水差し」といいます。
水を小さな入れ物に継ぎ足すように注ぐことを「差す」と表現することから水を差すための道具なので「水差し」と呼ばれています。
「ピッチャー」とは?
「ピッチャー」とは、「大量の液体を入れておき必要に応じて注いで使う容器」のことです。
「ピッチャー」の使い方
食事の際に使う液体用の容器で、ドリンクや液体調味料などを入れておき飲食中に必要になったら必要量を注いで使います。
基本的にはある程度多めの容量を入れておきますが、パンケーキに添えられているはちみつ用など一度で使い切ることを前提にした小型のものもあります。
「水差し」と「ピッチャー」の違い
「水差し」と「ピッチャー」の違いは「中に入れる液体の種類」です。
どちらも取っ手と注ぎ口がついた液体を入れておくための容器ですが「水差し」は名前の通り水専用なのに対し「ピッチャー」はお茶やミルク、はちみつやドレッシングなど飲食に用いる液体全般を入れて使います。
「水差し」はコップ数杯分程度の容量が一般的ですが「ピッチャー」は数リットル入る大型のものからコーヒー用のミルクを入れる小型のものまでいろいろな大きさがあるのも違いの一つです。
まとめ
「水差し」と「ピッチャー」は水専用かどうかの違いで区別されます。
形状や材質などには正確な違いが無いので用途で区別してください。