「引き継ぎ」と「引き渡し」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「引き継ぎ」と「引き渡し」の違いとは?違い

この記事では、「引き継ぎ」「引き渡し」の違いを分かりやすく説明していきます。

「引き継ぎ」とは?

「引き継ぎ」「ひきつぎ」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「他の人の仕事や役割を、その人の後に受けて努めること」という意味です。

2つ目は、「仕事で残っていること、やるべきことなどを他の人に教えて後を任せること」という意味です。


「引き継ぎ」の言葉の使い方

「引き継ぎ」は名詞として「引き継ぎする・した」「引き継ぎを受ける」などと使われます。

「引き+継ぎ」で成り立っている語で、「引き」は動詞「引く」の連用形で「手近の所に寄らせる」から転じて「受け継いで伝わり及ぶ」という意味、「継ぎ」は動詞「継ぐ」の連用形が名詞化した語で「前の者のあとを受けて、その仕事・精神・地位などを引き続いて行う」という意味、「引き継ぎ」「前の者の仕事・精神・地位などを受けて、その後続けて行うこと」になります。


「引き渡し」とは?

「引き渡し」「ひきわたし」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「自分の手元にある品物や権利などを、他人に移すこと」という意味です。

2つ目は「法律用語として、売買契約において、商品の所有権を買い手に移すこと」という意味です。

「引き渡し」の言葉の使い方

「引き渡し」は名詞として「引き渡しする・した」「引き渡しに応じる」などと使われます。

「引き+渡し」で成り立っている語で、「引き」「受け継いで伝わり及ぶ」という意味、「渡し」は動詞「渡す」の連用形が名詞化した語で他の動詞の連用形に付き、「その動作が行き届くようにする」という意味、「引き渡し」「あるものの所有や権利などを、相手に移して有効にすること」になります。

「引き継ぎ」と「引き渡し」の違い

「引き継ぎ」「前の者の仕事・精神・地位などを受けて、その後続けて行うこと」です。

「引き渡し」「あるものの所有や権利などを、相手に移して有効にすること」です。

まとめ

今回は「引き継ぎ」「引き渡し」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

違い
違い比較辞典