ハワイといえば、青い海でのマリンスポーツ、モールでのショッピング、おいしいレストランなど、たくさんの楽しみがありますが、思い浮かぶのはハワイアンです。
そして、ハワイの音楽に欠かせないのが「ウクレレ」です。
他のギター系の楽器よりも小さくいので、ガタイの良いハワイアンの男性が持つとおもちゃのように見えますが、音色は独特です。
それでは、この「ウクレレ」とはどういうものでしょうか。
また、「マンドリン」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ウクレレ」と「マンドリン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ウクレレ」とは?
「ウクレレ」とは、ハワイ語で「ノミが跳ねる」という意味をもつ弦楽器であり、ハワイで発展したものです。
小型のものをよく見かけますが、音の高さと大きさが違う主に4つのタイプがあります。
形はクラシックギターと同じようなもので、音を響かせるための穴があいています。
「マンドリン」とは?
「マンドリン」とは、イタリアの伝統的な弦楽器で、様々な音楽を奏でることができます。
形はティアドロップ型のものが一般的で、あまり見ることはありませんが、主要なものだけでも4つのタイプがあり、大きなものはギターよりも大きくなります。
ピックで弦を連続して細かくはじく「トレモロ奏法」が特徴的です。
「ウクレレ」と「マンドリン」の違い
「ウクレレ」と「マンドリン」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの楽器は、小型の弦楽器であることは同じですが、そもそ形も成り立ちも違います。
「ウクレレ」はポルトガルに起源を持つ、ギター型の弦楽器で、弦は4本、「マンドリン」は、イタリアに起源をもつイチジク型の弦楽器で、弦は8本(2本ずつ同じ音)です。
まとめ
この記事では、「ウクレレ」と「マンドリン」の違いを、解説してきました。
ハワイの楽器としての「ウクレレ」を紹介しましたが、日本において、「ウクレレ」は、また一種独特の進化をしています。
それは「漫談」の世界です。
おそらく牧伸二が使用したのが最初と思われますが、「漫談」の軽妙なしゃべりと「ウクレレ」の軽さがマッチして、話のアクセントにもなるすぐれた発明だと思わされます。
その後、「ウクレレ漫談」の伝統はとだえることなく今に受け継がれています。