この記事では、“report”と“inform”の違いを分かりやすく説明していきます。
「report」とは?
“report”の意味は以下の通りです。
1つ目は「報告する」「報道する」という意味で、ものごとを公に知らせることを言います。
2つ目は「伝達する」という意味で、言葉で伝えることを言います。
3つ目は「記録する」「記事を書く」という意味で、事実を伝えることを言います。
4つ目は「申し出る」「言いつける」という意味で、上の立場の人に対して伝えることを言います。
5つ目は「責任を負う」という意味で、組織で上司と部下の関係を言います。
上記に共通するのは「相手に対して事実を伝えること」という意味です。
「report」の使い方
“report”は「報告する」「伝達する」「記録する」「申し出る」「責任を負う」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われたり、名詞として「報告」「報告書」「報道」などの意味で使われます。
基本的に、相手に対して事実を述べたり、文書として伝えることに使われる言葉です。
「inform」とは?
“inform”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~に知らせる」「報告する」という意味で、人に情報を伝えることを言います。
2つ目は「密告する」という意味で、陰で知らせることを言います。
上記に共通するのは「情報を人に伝える」という意味です。
「inform」の使い方
“inform”は「~に知らせる」「密告する」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われ、名詞形は“information”で「インフォメーション」と日本語にもなっています。
基本的に、様々な情報を相手に伝えることで、主観的なことや事実でないことも含まれる時に使われる言葉です。
「report」と「inform」の違い
“report”は「事実を伝えること」という意味です。
“inform”は「情報を伝えること」という意味です。
「report」の例文
・『It is reported that the company will release a new product soon. 』
(その会社が新商品を発表すると報道されている)
・『The boss ordered me to report about the problem. 』
(上司は私にその問題について報告するように命令した)
・『I report to him. 』
(私は彼の部下です)
「inform」の例文
・『I have to inform her of the fact. 』
(私は彼女に事実を伝えなくてはならない)
・『I informed that he has arrived. 』
(私は彼女に彼が到着したと伝えた)
・『Please inform us of any changes. 』
(何か変更がありましたらお知らせください)
まとめ
今回は“report”と“inform”について紹介しました。
“report”は「事実を報告する」、“inform”は「情報を伝える」と覚えておきましょう。