この記事では、「天然」と「養殖」の違いを分かりやすく説明していきます。
「天然」とは?
「天然」は「てんねん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「自然のままで人の手が加わっていないこと」という意味です。
2つ目は「生まれつきの性質」という意味です。
3つ目は転じて「間抜けな言動をして全く自覚がないこと」という意味です。
「天然」の言葉の使い方
「天然」は名詞・形容動詞として「天然だ・である」「天然な人」「天然記念物」などと使われます。
「天」は「大空」「自然」から転じて「自然にそなわったこと」という意味、「然」は「しか(り)」とも読み「その通りである」「他の語に付けて状態を表す語」という意味、「天然」で「自然に備わったままであること」になります。
「養殖」とは?
「養殖」は「ようしょく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「魚介類・海藻などを人工的に飼育・繁殖させること」という意味です。
2つ目は、ネット用語で「広く他人のお世話になってサービスを利用しているユーザー」という意味です。
「養殖」の言葉の使い方
「養殖」は名詞として「養殖する・した」「養殖業」などと使われます。
「養」は「やしな(う)」とも読み「食物を与えたりして世話する」という意味、「殖」は「もとのものから次々増える・増やす」という意味、「養殖」で「食物を与えたり世話して次々に増やすこと」になります。
「天然」と「養殖」の違い
「天然」は「自然に備わったままであること」です。
「養殖」は「食物を与えたり世話して次々に増やすこと」です。
「天然」の例文
「天然」の例文は以下の通りです。
・『この化粧品は天然由来の素材を使用している』
・『天然ガスは貴重な資源だ』
・『彼女は天然だが明るく憎めない』
「養殖」の例文
「養殖」の例文は以下の通りです。
・『養殖ウナギも美味しい』
・『ここはメダカの養殖池だ』
・『無課金の養殖系のゲーマーが多い』
まとめ
今回は「天然」と「養殖」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。