この記事では、「豪放磊落」と「磊磊落落」の違いを分かりやすく説明していきます。
「豪放磊落(ごうほうらいらく)」とは?
「豪放磊落」とは、「些細なことにこだわらず、度量が大きく快活なことやその様」を意味する言葉です。
「豪放」は「肝っ玉が太く、小事にこだわらない性分であること」を表し、「磊落」は「山などの険しく高い様」や「心が広く、快活で細かいことにこだわらない様」を表した言葉です。
「豪放磊落」の使い方
「豪放磊落」は名詞としてや、形容動詞として使われています。
「磊磊落落」とは?
「磊磊落落」とは、「心が広く、小さなことにこだわらない様」を意味する言葉です。
「磊磊」には「石が多く積み重なっている様」や「心が広く、小事にこだわらない様」という意味が含まれており、「落落」も同じく「度量が大きい様」のほか、「物が落ちたり倒れたりしている様」や「疎らで物寂しい様」という意味が含まれています。
「磊磊落落」の使い方
「磊磊落落」は形容動詞として使われています。
「豪放磊落」と「磊磊落落」の違い
「豪放磊落」と「磊磊落落」はどちらも主に「心や度量が大きく、些細なことにこだわらない様」を表す四字熟語です。
したがって、2語は類義語の関係に当たると言えます。
ちなみに、「豪放」、「磊落」、「磊磊」、「落落」、4つの熟語もそれぞれが「心が大きく、小事にこだわらない様」という意味を含んでいます。
「豪放磊落」の例文
・『彼は物静かであるが、意外に豪放磊落な性格をしているようだ』
・『この人物には豪放磊落なエピソードがいくつも残っている』
「磊磊落落」の例文
・『彼氏のほうは几帳面な性格だが、彼女のほうは逆に磊磊落落な性格をしている』
・『祖父は磊磊落落な人物であるために、多くの人から慕われていた』
まとめ
「豪放磊落」と「磊磊落落」はいずれも「心や度量が大きく、些細なことにこだわらない様」を意味する四字熟語です。
したがって、2語は類義語の関係に当たると解釈できます。