「ミルクチョコレート」と「ハイミルクチョコレート」の違いとは?分かりやすく解釈

「ミルクチョコレート」と「ハイミルクチョコレート」の違いとは?違い

この記事では、「ミルクチョコレート」「ハイミルクチョコレート」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ミルクチョコレート」とは?

「ミルクチョコレート」=“milk chocolate”とは、「乳製品を使用したチョコレート」のことです。

メーカーによっては「ショコラ・オ・レ」と呼ばれる場合もあるようです。

使用される乳製品は脱脂粉乳や全脂粉乳、クリーム粉乳などがありますが、クリーム粉乳を使用している場合は「クリームチョコレート」と呼ばれることがあります。

チョコレートの材料や配合の定義は国際規格として規定されているケースが多く、日本では「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」により、「チョコレートのうちチョコレート生地の乳固形分が14%以上のもの」「ミルクチョコレート」と定義されています。


「ハイミルクチョコレート」とは?

「ハイミルクチョコレート」とは、「粉乳と若干量の非脂肪カカオ分が配合された、よりミルクの配合が多いチョコレート」のことです。

ただし、「ハイミルクチョコレート」という言葉自体は辞書などには掲載されておらず、上記は正式な定義ではありません。

「ハイミルクチョコレート」という言葉は、食品メーカー「明治ホールディングス株式会社」より発売されているチョコレートの商品名「ハイミルクチョコレート」=“Hi milk chocolate”に見られます。

同社商品の「ミルクチョコレート」に比べると、チョコレートの色合いが明るめであり、よりミルク感が増した、濃厚な甘みが特徴の一品とされています。


「ミルクチョコレート」と「ハイミルクチョコレート」の違い

「ミルクチョコレート」「乳製品を使用したチョコレート」のことであり、日本では「チョコレートのうちチョコレート生地の乳固形分が14%以上のもの」と定義がされています。

対して、「ハイミルクチョコレート」「粉乳と若干量の非脂肪カカオ分が配合された、よりミルクの配合が多いチョコレート」のことですが、こちらは明確な定義がされておらず、辞書などにも掲載がありません。

まとめ

「ミルクチョコレート」「ハイミルクチョコレート」は材料や配合の内容に主な違いがありました。

また、「ミルクチョコレート」は定義づけがされている言葉ですが、「ハイミルクチョコレート」は特に定義づけがない言葉という点にも違いが見られます。

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