この記事では、「題名」【だいめい】と「書名」【しょめい】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「題名」とは?意味
文章を書いたとき、その内容をぱっと見て何を題材として書いたか伝えるのが「題名」【だいめい】です。
作文を書いたとき、花火大会を楽しんだのであれば、一番心に残り、人に強く伝えたいと思った事を言葉にして書きます。
本の標題紙には「題名」が書かれていて、日本では奥付に記載しているのが一般的です。
本の「題名」には書誌データに関して一番伝えたい重要な部分を記入してあります。
「書名」とは?意味
本の題名とも言える名前を表すのが「書名」【しょめい】です。
図書の名前であり、出版社名や著者名が入った貢を指すものです。
主に、本扉と呼ぶところの最初にある名前を本の「書名」になり、見やすく書かれています。
小説だけではなく、雑誌の名前とも言える「書名」は表紙の一番上に大きく書かれていて、読者が覚えやすいものを採用しているわけです。
「題名」と「書名」の違い
「題名」と「書名」の違いを、分かりやすく解説します。
作文や書籍などの作品内容を代表するものを「題名」といいます。
読書感想文を書くとき、その作品には何が書かれているかを一瞬で分かるように書かれているもので、「赤い太陽」と短く書く場合もあれば、「新しい土地で夢をかなえた私の記録」など実体験に基づいた実話であると伝える書き方など自由です。
もう一方の「書名」は書籍の一番先に書かれている本の名前であり、分かりやすく書かれています。
「題名」の例文
・『読書感想文を書いたとき、印象に残る題名にした』
・『数ある中から選んだ本は、題名に強く惹かれて選んだ』
「書名」の例文
・『書名が魅力的だったので、つい手に取ってしまった』
・『雑誌の書名が変わり、前より内容が面白くなった』
まとめ
どちらもその作品を象徴するものになりますが、読書感想文に使うか、それとも本に対して使われているかの違いがありますので、自分なりに見比べてみるといいでしょう。