この記事では、「アルジェリア」と「ナイジェリア」の違いを分かりやすく説明します。
アルジェリアとは?
アルジェリアとはアフリカの北部に位置する国で、正式にはアルジェリア民主人民共和国といいます。
アフリカ大陸の中では最大の面積があり、その8割をサハラ砂漠が占めています。
地中海に面しており、地中海沿岸は草原も多いですし雨も降ります。
穏やかな気候で、国民の9割以上は地中海沿岸に住んでいます。
首都であるアルジェもこの地域にあり、カスバと呼ばれる市街地は世界遺産に認定されています。
モスクやハマムと呼ばれる公衆浴場、宮殿など伝統的な建造物が多数あります。
フランスの植民地だった時代もありますが、1962年に独立しました。
ナイジェリアとは?
ナイジェリアとはアフリカ大陸の西南部に位置する国で、正式にはナイジェリア連邦共和国といいます。
イギリス連邦に加盟しており、ギニア湾に面しています。
アフリカでも最大規模を誇る産油国で、原油や天然ガス、スズ、鉄、石灰岩、亜鉛など豊富な天然資源に恵まれています。
300を超える民族が暮らす多民族国家でもあり、その言語は500を超えるといわれています。
人口は約2億1千万人で、経済規模も大きいことからアフリカの巨人と呼ばれることもあります。
アルジェリアとナイジェリアの違い
アルジェリアはアフリカ北部にある国ですが、ナイジェリアはアフリカの西部にあります。
音の響きが似ていてどちらもアフリカの国ですが、全く異なる国です。
アルジェリアという名前は首都のアルジェが由来で、元々は「島」といった意味がありました。
ナイジェリアという名前は、国内を流れている川のニジェール川に由来します。
国の成り立ちや名前の付け方なども異なっています。
まとめ
アルジェリアはアフリカの北部にある国で、ナイジェリアはアフリカの西部にある国です。
音の響きは似ていますが、全く異なる国で関係があるわけではありません。