「後方互換」と「下位互換」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「後方互換」と「下位互換」の違いとは?違い

この記事では、「後方互換」「下位互換」の違いを分かりやすく説明していきます。

「後方互換」とは?

「後方互換」とは新製品が旧製品の仕様や機能に対応していることです。

たとえばゲーム機は時が経つと後続機が発売されてきましたが、その後続機で以前のゲーム機のゲームが遊べるなら、その後続機は後方互換になります。

他にも既存のものに機能を追加したり大幅なアップグレードを施して新発売されたソフトやアプリなども後方互換と言えますが、一部でも取り除かれた機能があれば後方互換とは言えません。


「下位互換」とは?

「下位互換」とはグレードの低いものが、高グレードのものの機能や仕様の一部を共有していることです。

上位グレードのものは下位グレードのものよりできることを増やしたり高スペック化させたものが多いので、基本的に下位グレードの製品は上位グレードの下位互換と言えます。

ただしこれはIT関連に関する定義であり、IT関連以外ではグレードとは関係なく上位のものができることの一部でも低品質でも可能な下位のものが下位互換です。


「後方互換」と「下位互換」の違い

「後方互換」「下位互換」の違いを、分かりやすく解説します。

新製品が旧製品の仕様や機能を共有しているのが「後方互換」で、上位グレードの機能や仕様を下位グレードの製品が一部でも共有しているのが「下位互換」です。

「後方互換」は製品としての世代が後のものが前のものと互換性を持っていることですが、「下位互換」は製品としては同世代の中でグレードが低いものが高いものと一部でも互換性を持っていることを指します。

まとめ

世代間の違いがあっても新しいものが古いものとの互換性を持っていることが「後方互換」で、世代は同じでもグレードの隔たりがある中で上位グレードがもつ一部の機能の互換性を下位グレードのものが持っていることが「下位互換」です。

また「後方互換」では古いものよりできることが多い関係になっていることがほとんどですが、「下位互換」は逆に上位グレードよりできることは少ないのが基本になります。

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