この記事では、「マルシェ」と「フリーマーケット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マルシェ」とは?
「マルシェ」とは、「生産者や製作者が集まって店舗を出し、直接商品を販売する場」という意味です。
会場にたくさんのお店があり、自分達で生産したものを直接お客に売るスタイルのことです。
食品だけではなく雑貨や工芸品などもあり、自分達で作った新品を販売します。
商品の鮮度が良く、その地域にしかないものが手に入るというメリットがあります。
「マルシェ」の言葉の使い方
「マルシェ」は名詞として「マルシェに行く・行った」「マルシェで買い物する」などと使われます。
フランス語の「marche」が日本語化した言葉で、「市場」という意味です。
日本では買い物をする時に小売店やスーパーマーケットを利用するのが主流ですが、海外では生産者による出店ベースの「市場」が主流で、よく使われる言葉です。
「フリーマーケット」とは?
「フリーマーケット」とは、「個人が集まり、自宅にある不用品を、安価で販売するイベント」という意味です。
一度販売されたものを、再度販売するもので、中古品が多くなります。
品物は古着や雑貨などで、食品はありません。
地方自治体や運営業者などが告知して出店者を募り、許可された人が当日自宅にある中古品を持って会場に集まり販売します。
リサイクルに役立つことと、自分では不用だと思っていた中古品が、他人にとって貴重品となる場合もあります。
「フリーマーケット」の言葉の使い方
「フリーマーケット」は「フリマ」と略して「フリマに出す・出した」「フリマで手に入れる」などと使われることが多くなります。
英語の「flea market」が日本語化した言葉で「flea」は「ノミ」という意味、「market」は「市場」という意味、「フリーマーケット」で「蚤の市(のみのいち)」という和訳があります。
「マルシェ」と「フリーマーケット」の違い
「マルシェ」は「生産者や製作者が集まって店舗を出し、直接商品を販売する場、新品を販売する」です。
「フリーマーケット」は「個人が集まり、自宅にある不用品を、安価で販売するイベント、中古品を販売する」です。
まとめ
今回は「マルシェ」と「フリーマーケット」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。