この記事では、「黒豆」と「大豆」の違いを分かりやすく説明していきます。
「黒豆」とは?
黒豆は、くろまめと読むべき言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、墨の様な色といった意味を持っている黒の漢字に、五穀の1つという意味を有する豆の漢字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事から黒豆は、大豆の品種の1つで、外皮が黒いものを示すのです。
「黒豆」の言葉の使い方
黒豆は、外皮が黒い豆に対して用いられる言葉となっています。
料理等の材料として使われる事が多い豆であり、特に正月料理として煮た黒豆が登場するケースが多いです。
なので縁起物の料理の1つとして、黒豆という言葉が使用されていたりします。
「大豆」とは?
大豆は、だいずと読まれる事が多い言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、大いなる豆という意味から大豆という言葉が成立したと言われています。
そんな大豆は、マメ科の1年草やその種子を表すのです。
「大豆」の言葉の使い方
大豆は主に、マメ科の1年草に出来る種子を意味する言葉として使われています。
種子は栄養素が豊富であり、様々な食品に利用されている事から、大豆食品といった言葉を見聞きする事が少なくありません。
「黒豆」と「大豆」の違い
黒豆と大豆の漢字表記を比較すると、最初の漢字が黒と大という違いがある事に気付けるものです。
所が2文字目の漢字は同じ豆である上に、どちらも植物の種子を意味する言葉として使用されています。
とはいえ黒豆は黒色で、大豆は黄色ぽい色合いで違いがありますが、黒豆は大豆の1種で、通常の大豆とは品種が違うものです。
そのため味や栄養素にも、大きな違いはありません。
まとめ
黒豆と大豆は共通する漢字が示す様に、植物の種子を指し示す言葉ですが、色合いが全然違うため別の種であると勘違いされがちです。
ですが黒豆は外皮が黒い大豆の1種であり、通常の大豆とは品種が違うだけだったりします。
お陰で味や所有する栄養素はかなり近く、この2つの言葉が示す豆には、色合い以外の大きな違いはないです。