この記事では、「issue」と「matter」の違いを分かりやすく説明していきます。
「issue」とは?
“issue”の主な意味は4つあります。
1つめは、流れ動いているものを外に出すです。
血液は体の中を流れ動いています。
川は上流から下流に向かって流れ動いています。
こういった動きのあるものを外に出すことを意味しています。
また、外に出すという意味から、においが出てくるという意味にもなります。
においは物質の内側から外側に向かってでてくるものといえるでしょう。
2つめは、図書や新聞などの印刷物を出す、紙幣や入場券などを作って使えるようにするです。
図書は印刷所で紙に文字が印刷されて、製本をされて世の中に出されます。
“issue”は、「出す」という意味が含まれている言葉です。
3つめは、衣食などを支給する、発行するです。
この意味の発行するは、AからBに発行するという意味になります。
たとえば図書カードの場合だと、図書館員あるいは図書館から利用者に対して図書カードが発行されます。
4つめは、宣言や命令を出すです。
発令する、公布するともいいます。
「issue」の使い方
外に出すことについて使用をします。
出血するのは、体の中にあった血液が外に出ることです。
においがするのは、物が持っているにおいが外に出ることです。
命令をするのは、口から出すことです。
このような外に向かって出すことについて使用をします。
「matter」とは?
“matter”の主な意味は3つあります。
1つめは物質を組み立てている要素、成分、物質です。
固まっている物質つまり固体、液状の物質つまり液体、一定の体積を持たず流動性がある物質つまり気体などのことを指しています。
2つめは、文字になったものです。
出版物は文字を印刷されたものです。
手紙は文字をかきつけたものです。
こういった文字としてあらわれたものを指しています。
3つめは、事柄、状況です。
事柄とは物事の内容や様子のことです。
“matter”は、簡単なこと、重大なことといった事柄を意味しています。
「matter」の使い方
物質の意味では、液体、固体、有機物質、色素など、物を構成している物質のことを指して使用をします。
文字になったものの意味では、印刷物、原稿などの意味で使用をします。
印刷物の場合は、印刷という意味を持つ単語を伴い“printed matter”と表現をします。
事柄や状況の意味では、簡単なこと、重大なことなどの事柄、現状ではなどの状況のことを指して使用をします。
簡単な事柄と表現する場合は、簡単を意味する単語を伴い“simple matter”となります。
「issue」と「matter」の違い
“matter”には出版物や原稿の意味があり、これらは外に出されたものなので、外に出すという意味を持つ“issue”に意味が似ています。
しかし、“issue”は動詞で外に出すですが、“matter”は文字になったものという意味で、文字以外の方法で外に出されたものではなく、そして名詞になります。
まとめ
2つの言葉は出版物の意味が似ていますが、“issue”は動詞で、“matter”は名詞で品詞が違います。