「further」と「farther」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「further」と「farther」の違い英語

“Further”“Farther”はどちらも『遠く』という意味を指す単語ですが『遠く』という認識の仕方に違いが存在します。

この単語は非常にやっかいで、実はネイティブスピーカーでさえ間違える場合があるのです。

是非コツをつかんで頂き、意味の違いを覚えて頂ければ幸いです。

この記事では、“Further”“Farther”の違いを分かりやすく説明していきます。

「Further」とは?

一言で説明すると『度合や程度の遠さ』を表したい時に使用する単語です。

どういう意味かというと、抽象的な感覚で数字や具体的に表すことのできない『遠さ』に対して使う単語です。

例えば、あるトピックで会話をしていた時にとても話が盛り上がり、さらにその先を続けて話したいときには“I would like to talk further on this subject with you. (この話題についてはさらにあなたと会話がしたい。)”という表現になります。

もう一つ例を挙げると、ビジネスでのプレゼンが上手く行き、さらに先の段階に進めたい時などには“Let’s take this matter further. (この件を進めましょう。)”という使い方をします。

この様に『実際には測る事のできない遠さ』の時に使用する単語なのです。


「Farther」とは?

一方、“Farther”は『物理的な遠さ』を表す単語です。

具体的な例は宇宙の果てなど『距離』の遠さなどには“Farther”を使います。

例文でもう少し深堀をしてみましょう。

例えば旅行などが当初考えていたよりも更に遠い場合には“This trip was farther than we expected. (この度は我々が思っていたよりも遠かった。)”の様に使います。

また、ある地点よりも先を表す時にも“Farther”を使って表現をします。

例えば“Our shop is located at the farther end of this shopping mall. (私たちのお店はこのショッピングモールの向こう端にあります。)”という使い方です。


「Further」と「Farther」の違い

この2つの違いは遠さが『抽象的』か『物理的』かで分ける事が出来ます。

有名な映画、スターウォーズのオープニングは“A long time ago in a galaxy far, far away…(昔々、はるか彼方の銀河で…)”で壮大な物語が始まります。

宇宙の途方もない遠さを表すのに“Far”を使っています。

これはまさに『物理的に途方もなく遠い』という意味です。

このイメージを踏まえると2つの単語の違いが付く様になるのではないでしょうか。

実はこの単語、なんとイギリスとアメリカで使われ方が違い、大きな議論を呼ぶ単語の一つでもあるのです。

例えば物理的な距離を表す遠さはアメリカ英語の場合は今までご説明させて頂いた“Farther”なのに対してイギリス英語では“Further”を使います。

一言で英語と言っても場所や文化によって微妙に変化をしているという現象を見ることができる面白い単語の一つでもあります。

まとめ

如何でしたでしょうか。

『抽象的か物理的か』という違いの他にも『アメリカ英語かイギリス英語か』でも違いが出てくる面白い単語が“Further”“Farther”です。

今回ご紹介させて頂いた違いはアメリカ英語をベースにしています。

アメリカ英語での意味の区別がはっきりと出きる様になりましたら、是非イギリス英語との比較などを調べてみても面白いかもしれません。

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