「会場」と「開演」という2つの言葉にはどのような意味の違いがあるのでしょうか。
今回は、「会場」と「開演」の違いを解説します。
「会場」とは?
「会場」とは、「会を開催する場所」を指す言葉です。
「会場」の使い方
何かの目的のために多くの人々が集まることを「会」といいます。
会合や集会などさまざまな会を開くために使われる場所を指す言葉が「会場」です。
一般的には公会堂や会議室など多数の人が集まることを目的に用意された場所が「会場」として使用されますが、街全体を使うなど規模の大きいイベントの場合は「会場」の規模もイベントに合わせて広く大きなものになります。
会の目的や内容に合わせて事に準備することもありますが特に何もせず普段通りの場所を「会場」として利用することもあります。
「開演」とは?
「開演」とは、「上演が始まること」を意味する言葉です。
「開演」の使い方
多くの人を集めて舞台上で音楽や演劇などを作品として披露することを「上演」といいます。
「開演」は演奏を始めたり芝居がスタートしたいなど幕が開いて作品が始まることを表す言葉です。
一般的なイベントでは作品が始まる前に客席まで客を誘導しますが、客の入場が終わり幕が開く瞬間が「開演」に当たります。
数日にわたる公演において初日を迎え連続公演が始まることも「開演」と表現します。
「会場」と「開演」の違い
音楽や演劇を披露するための場所が「会場」、音楽や演劇などの上演が始まることが「開演」という違いで区別されます。
「開演」前に「会場」に客を入れるために扉を開く行為を表す言葉は「開場」です。
「会場」の例文
・『会場までタクシーで行く』
・『1000人収容可能な会場』
「開演」の例文
・『開演まであと5分しかない』
・『開演直後に停電してしまった』
まとめ
「会場」と「開演」はどちらも演劇やお芝居など舞台に関係する言葉ですが意味は全く異なります。
舞台を見るときに必ず関係してくる言葉なので正しい意味を理解しておきましょう。