この記事では、“choose”と“select”の違いを分かりやすく説明していきます。
「choose」とは?
chooseは、音節を区切らずにそのまま発音する言葉です。
選択するとか選ぶ、決めるや欲するといった意味を持っています。
ちなみに現在分詞はchoosing、過去形はchose、過去分詞はchosenで、三人称単数現在はchoosesと表記されるのです。
「choose」の使い方
chooseは、選んだり選択するといった意味で使われる事が多い言葉となっています。
その際、己の考えに従って自分好みのモノを選び出す、という意味で用いられる言葉です。
なので、fromやbetween、amongといった言葉と一緒に使用されるケースも多く、選ばれなかった選択肢は望んでいないというニュアンスが含まれます。
「select」とは?
selectは、se・lectという形で音節で区切って発音する言葉です。
更に、選ぶとか選び出す、選出するという意味で使用される言葉となっています。
現在分詞はselectingで、 selectedで過去形と過去分詞、selectsで三人称単数現在を表しているのです。
「select」の使い方
selectは、用意された選択肢の中から選び出す、というニュアンスで使われる言葉となっています。
より具体的には選択肢の中から、どの選ぶのが最適であるかを考慮した上で、選ぶという意味合いが強いです。
だからこそselectが使用される場合には、選択肢の中から最適だと思える選択を選び出すという事から、慎重な選択を行うという意味合いが強くなります。
「choose」と「select」の違い
chooseとselectは、どちらも選ぶとか、選択するという意味を持つ言葉です。
同じ意味合いを持つモノ同士であるため、混同し易くいざ使用する際にどちらを使えば良いのか分からなくなってしまい、選択に迷うという人は珍しくありません。
ですがこの2つの言葉は同じ意味でも、それぞれ表すニュアンスに違いがあるのです。
chooseは、自分の好みとか自分の価値判断に基づいて選択を行う、という意味を示すのです。
一方のselectは、選択肢の中から最適な選択はどれかを考えた上で、選び出すという意味を表現する言葉となっています。
「choose」の例文
・『You can choose one of them』
・『He chose to work as a police officer』
「select」の例文
・『He was selected as an excellent player in the tournament』
・『This book was selected as one of the 10 best books of the year』
まとめ
chooseとselectは、どちらも共に選ぶという意味を持つ言葉です。
ただしchooseは自分の好みを基準に選び出すのに対し、selectはどの選択が最適かを考慮した上で、慎重に選択するというニュアンスを持つ言葉となっています。
