「昼間定時制」と「全日制」の違いとは?分かりやすく解釈

「昼間定時制」と「全日制」の違いとは?違い

この記事では、「昼間定時制」「全日制」の違いを分かりやすく説明していきます。

「昼間定時制」とは?

「昼間定時制」とは日中に授業を行う定時制学校です。

そもそも定時制学校とは日中は働いているけれど学校に通いたいという事情を持つ人や、今まで学校に通えなかった事情を持つ人が夕方から比較的短時間通う学校でした。

しかし未登校で定時制に通痛いので学校に通うのは日中でもいいという人が増えた結果生まれたのが「昼間定時制」です。

学校に通える時間に問題を抱える人も入学すること前提なので、1日の授業数は少なく生徒が受ける教科や科目を選択し卒業資格も単位制を採用しています。


「全日制」とは?

「全日制」とは平日の昼間に授業を行う学校です。

一般的に小学校中学校高校と言ってイメージする学校はこの「全日制」でしょう。

1コマ45分や50分の授業を間に休憩をはさみながら続け、5時間から8時間ほどと1日の授業時間は長いです。

卒業には成績や生活態度で進級していく学年制と、授業に出席することで得られる単位を集めていく単位制があります。


「昼間定時制」と「全日制」の違い

「昼間定時制」「全日制」の違いを、分かりやすく解説します。

授業を行うのが日中の定時制学校が「昼間定時制」で、平日の昼間に授業を行う教育課程の学校が「全日制」です。

「昼間定時制」は単位制で1日あたりの授業のコマ数は少数ですが、「全日制」は単位制も学年制の学校もありどちらにしても授業のコマ数が多く長い時間授業を受けられます。

「昼間定時制」の高校は生徒の事情に合わせて3年より長い期間を掛けて卒業することも想定していますが、「全日制」の高校は単位制でも3年で卒業するのが基本です。

まとめ

決まった時間帯に授業を行うという定時制の学校の中でも、その決まった時間が日中なのが「昼間定時制」で、最初から日中に全部の授業をする前提なのが「全日制」です。

日中に授業をするという点は同じですが「昼間定時制」「全日制」に含まれず、一般的な勤務時間外に授業する以外の定時制学校が持つ特徴をそのまま持っています。

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