この記事では、「ファッションショー」と「コレクション」の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。
「ファッションショー」とは?意味
デザイナーがデザインした服を人に披露する場を「ファッションショー」と言います。
服を着たモデルはステージを魅力的に歩いて多くの人に服の色や柄、デザインを伝えるわけです。
ファッションデザイナーは、何枚もデザインして作った服をモデルに着させて、着こなしを提案するイベントにします。
このショーを通して、デザイナーは服を売るためにこのような色や柄、デザインが売れると思う服を作り、お披露目するわけです。
「ファッションショー」に来るバイヤーや上得意顧客に対して分かりやすく服の魅力をプロモーションし、さらにメディアをうまく使って世界へ発信して新たな顧客を増やします。
「コレクション」とは?意味
複数のショーを集めてまとめた総称を「コレクション」と言います。
会場に入場できる人はファッション関係で働く人や、雑誌、テレビメディアなどばかりですが、ブランドによっては一般客も入れるようにしているところもあります。
たいていが季節ごとにデザインして仕立てた服を発表する場ですので、有名な専門誌の編集者や専門家が目を向けるわけです。
有名なところでは、オートクチュール・コレクションであり、パリ・クチュール組合に登録しているブランドだけが参加できます。
会場に入れる人は一般客ではなく、業界関係者や一部のセレブだけが招待されるなど厳しい規則に基づいて行われているわけです。
「ファッションショー」と「コレクション」の違い
1つのステージ上でデザイナーが作品を単独で披露するのが「ファッションショー」であり、次に流行る服をいち早くお披露目する場です。
魅力的なモデルを採用することで自分も着てみたいと感じさせて購買意欲をくすぐり、販売促進します。
高級服ばかりを集めたオートクチュールのショーには世界から著名人が集まりますが、これがまた世界の関心を強く集めることになるため売れるようになるわけです。
もう一方の「コレクション」は、様々なブランドが集まって服を披露します。
代表的な5大コレクションは東京、ニューヨーク、パリ、ミラノ、ロンドンで年2回、世界を代表する都市で開催して世界中の人々に多大なる影響を与えるほど魅力的なブランドばかりを集めます。
まとめ
どちらも服やバッグ、装飾品の魅力を披露するためデザイナーが行うショーになりますが、参加するためには用件を満たす必要があったり、開かれる場所に違いがあると覚えておくといいでしょう。