「パンピー」と「天才」はそれぞれどのような意味で何が違うのでしょうか。
この記事では、「パンピー」と「天才」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パンピー」とは?
「パンピー」とは、「特に目立ったところがないごく普通の一般人」のことです。
「パンピー」は「一般ピープル」の略語で一般人を意味します。
基本的には自らの属性に対して優越感を抱くものが属性を持たないものに対し軽く見下すニュアンスを込めて使うスラングです。
1970年代に誕生した流行語で当初はヤンキーや不良がそうでない真面目な普通の人を指す意味で使っていましたが、言葉の広がりと共に「特別な人に対する一般の人」という汎用的な意味で使われるようになり現在に至ります。
現在ではほぼ死語同然ですが、バンギャやオタクなど選民意識が高い界隈では今でも使われています。
「天才」とは?
「天才」とは、「持って生まれた卓越した才能」もしくは「生まれつき卓越した才能を持っている人」を意味する言葉です。
特定の物事に対する人並み外れた資質や適性、またはそのような資質や適性がある人を指す表現です。
人が物事を上達させるには訓練を繰り返し努力を重ねる必要がありますが、努力しないでも優れた結果を出す生まれつき備えた才能を「天才」と表現します。
一般的には他の人とは比べ物にならないほど圧倒的に優れた才能を有し発揮する別格の人を表す意味で用いられる言葉です。
「パンピー」と「天才」の違い
「パンピー」と「天才」の違いを、分かりやすく解説します。
「パンピー」が特定の分野やジャンルに属さない一般人を指すののに対し「天才」は普通の人では持ち得ない圧倒的に優れた才能の保有者を指す、という違いで区別されます。
特別な才能を持つ「天才」に対して特別な才能を持たない普通の人は「パンピー」です。
「パンピー」の例文
・『バンギャをやめてパンピーに戻る』
・『この素晴らしさがパンピーにはわからない』
「天才」の例文
・『物理学の天才』
・『天才が努力すれば大成するのは当然だ』
まとめ
「パンピー」と「天才」は表している人物像が異なります。
どのような人に対して使う言葉なのかを正しく理解しておきましょう。