この記事では、“swim”と“swimming”の違いを分かりやすく説明していきます。
「swim」とは?
“swim”には、5つの意味があります。
1つめは、人や動物などが水の中で手や足を動かして、水の中を進むことです。
このことは泳ぐといいます。
泳ぎ方には、クロール、平泳ぎ、バタフライなどありますが、“swim”は特定の泳ぎ方を指す言葉ではありません。
2つめの意味は、人がかきわけて進むです。
大勢の人の中を進むとき、水中を泳ぐように手を動かして前に進んでいこうとすることでしょう。
泳ぐときのような手の動かし方から、人をかきわけて進むという意味になります。
3つめの意味は、どっぷりとつかるです。
食べものなどがソースなどの液体の中に入りきることをいいます。
飲食店によっては、やや大きめの容器にソースを用意し、そこに串カツなどを浸して食べるスタイルをとっています。
このとき、食べものがソースの中にどっぷりと入ります。
このような状態を意味する言葉です。
4つめの意味は、意識や感覚などが揺れるです。
水の中に浸っているとき、水の流れによって体がゆらゆらと揺れることがあります。
そこから、意識や感覚が揺れるという意味になります。
5つめの意味は、思いや感覚などが心に漂うです。
すうっと頭の中に浮かんでくるようなことを意味しています。
「swim」の使い方
水の中で手や足を動かして進むという意味から、かきわけて進む、食べものがソースなどにどっぷりつかる、意識などが揺れるといった意味に広がっていきます。
このような、泳ぐこと、泳ぐことに似た動きや感覚について使用する言葉です。
「swimming」とは?
“swimming”には、2つの意味があります。
1つめは水泳です。
水の中で手や足を動かして進む運動を水泳といいます。
娯楽として行うこともあれば、競技として行うこともあります。
“swimming”には、クロールやバタフライなど特定の泳ぎ方の意味は含まれていません。
もう一つの意味は、めまい、頭がふらつくことです。
水の中を漂っているときには、ゆらゆらと揺れているような感じがします。
めまいを感じているときにも、ゆらゆらと揺れているような感じがします。
このことから、めまい、頭がふらつくことという意味になります。
「swimming」の使い方
水泳のことを指して使用することが多いです。
娯楽としての水泳なのか、競技としての水泳なのか、“swimming”という言葉自体には含まれていません。
「swim」と「swimming」の違い
水の中で手や足を動かして進むという点で意味が似ています。
“swim”は泳ぐという動詞で、動作のことを指しています。
一方、“swimming”は水泳のことで名詞で、動作のことではありません。
まとめ
動詞と名詞という点に大きな違いがある言葉です。
また、“swim”は泳ぐことから意味が広がって、かきわけて進むなどの意味もありますが、“swimming”にはその意味はありません。