この記事では、「habit」と「custom」の違いを分かりやすく説明していきます。
「habit」とは?
“habit”の主な意味は3つあります。
1つめは、長い間繰り返し行われることで、それをするのがきまりのようになっていることです。
日本人には1日3食を食べる人が多くいます。
これは、小さいころから1日3食を食べており、長い間繰り返し行われていたため、毎日のように繰り返しています。
また、食べた後にすぐに歯磨きをする人もいることでしょう。
これも、長い間そうしてきたため、それをするのが決まりになっている行いです。
こういった行為は習慣といい、“habit”は習慣を意味する言葉です。
2つめの意味は、しきたり、習わしです。
しきたりとは、昔から繰り返し行われてきて、それを行うのがきまりになっていることです。
たとえば、日本では正月に雑煮を食べることが一般的です。
これは昔から長く行われてきたことで、そうすることがきまりのようになっている行いです。
日本の家では畳が使われることがあります。
畳にはへりと呼ばれる部分があり、へりは踏んではいけないものとされています。
これもしきたり、習わしです。
3つめの意味は、精神的、心理的な傾向です。
物事の明るい面を見る人もいれば、物事の暗い面ばかり見る人もいます。
これは、精神的、心理的な傾向といえます。
「habit」の使い方
長い間繰り返し行われることで、それをするのがきまりのようになっていることについて使用をします。
1日3食食べる、歯磨きをするなどは、日々の生活の中で繰り返し行うことで、そうするのが決まりになっている事柄です。
畳のへりを踏まないのは、昔からそうきまっていたからです。
こういったことを、習慣、しきたり、習わしといい、この意味で使用します。
「custom」とは?
“custom”には、3つの意味があります。
1つめは、習慣、習わしです。
日本人は、あいさつをするときにお辞儀をします。
これは、日本では昔からあいさつをするときにお辞儀をしており、それがきまりのようになっているからです。
お議事の習慣ということができます。
2つめは関税です。
空港などでの関税は、生活上の習わしということができるでしょう。
3つめはひいき、顧客、得意先です。
得意先の人とは、何度もかかわりを持ちます。
繰り返しかかわっていくということができるでしょう。
「custom」の使い方
習慣や習わしの意味で使用をします。
関税も習わしの一つといえます。
「habit」と「custom」の違い
どちらの言葉にも習慣、習わしという意味があり、この意味は同じです。
“habit”には傾向という意味があり、“custom”には関税や顧客、得意先の意味があり、その他の意味の点で違います。
まとめ
習慣、習わしの意味では2つの言葉の意味は同じですが、それぞれ他の意味を持っており、その部分に違いがあります。