この記事では、“capital”と“equity”の違いを分かりやすく説明していきます。
「capital」とは?
“capital”には、4つの意味があります。
1つめは首都です。
その国の国家行政の中央機関がある都市のことをいいます。
日本の場合は東京になります。
その国の国家行政の中央機関がある都市は、人が多く集まり、産業や文化の中心になっていることが少なくありません。
そのことから、産業や文化などの中心都市という意味にもなります。
日本の場合だと、東京には多くの企業が集まり、産業の中心となっています。
2つめの意味は、商業や事業をするのに必要な資金、過去の活動から生み出された蓄えのことです。
このことは資本というのが一般的です。
“capital”は金銭の資本のことだけでなく、設備などの資本の意味もあります。
3つめの意味は頭文字、大文字です。
欧文では、人名や地域の名などの最初の文字を大文字で書くことが一般的です。
4つめの意味は、建築の柱の先頭部分です。
どの意味にも、最初にくるものという意味が含まれている点が共通しています。
首都はその国の一番の場所です。
資本は活動の最初に必要なもの、大文字、頭文字は単語や文の最初にくるもの、建築の柱の先頭部分は、柱の最初の部分です。
「capital」の使い方
最初にくるもののことを指して使用をします。
首都、資本、頭文字、大文字、柱の先頭部分のことです。
文脈からどのような意味で使われているのか判断できます。
たとえば、“write in capitals”となっていれば、書くことについての文章であることがわかり、“capital”という言葉は頭文字、大文字という意味で使われていることがわかります。
「equity」とは?
“equity”の主な意味は2つあります。
1つめは、すべての物を同じように扱うことです。
このことは、公平さということができます。
おやつを分けることで考えてみます。
ここに4個のドーナッツがあります。
それを2人で分けることにしました。
2人を同じように扱うなら、ある人に2個のドーナッツを与え、もう一方の人にも2個のドーナッツを与えることになります。
もしこれが、ある人には1個、もう一方の人には3個与えたら、同じように扱っているとはいえません。
“equity”のもう一つの意味は、株式会社の資本の構成単位、株主としての地位のことを意味しています。
「equity」の使い方
日常会話では公平さ、公正という意味で使われることが多いです。
「capital」と「equity」の違い
2つの言葉で共通している部分はありません。
“capital”には複数の意味がありますが、どの意味も一番目にくるもの、最初にくるものという点が共通しています。
“equity”には、最初にくるものといった意味はありません。
まとめ
共通する意味は持っていない2つの言葉です。
そのため、使い方で間違えることはほとんどないでしょう。