この記事では、「高波」と「高潮」の違いを分かりやすく説明していきます。
「高波」とは?
高波は、たかなみと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、たかいや優れているといった意味を持っている高の漢字に、水面に起こるなみ等の意味を有する波の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ高波は、高い波や大波、興奮して感情が高まる様子を表すのです。
「高波」の言葉の使い方
高波は、文字通り、高い波という意味の言葉として使われています。
主に強い風により、海面にある波が高くなってしまう現象や様子に対して、この高波という言葉が使用されているのです。
「高潮」とは?
高潮は、たかしおか、或いはこうちょう、と読むべき言葉となっています。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、位置がたかいといった意味の高の文字に、引力により周期的に起こる海面の昇降等の意味がある潮の文字を、付け加える事により完成した言葉です。
以上の事から高潮は、台風や気圧の変化により、海水面が異様に高まってしまう現象を示します。
「高潮」の言葉の使い方
高潮は、台風等により海水面が非常に高まる現象に対し用いる言葉です。
沖合の方で海面が盛り上がり、それが沿岸や海岸に押し寄せてしまう事に対して、この高潮という言葉が使用されています。
「高波」と「高潮」の違い
高波と高潮の漢字表記を見比べれば、2文字目に波と潮という漢字の違いがある事に気付けるものです。
所が最初の漢字は同じ、高であり、どちらも海に関する言葉だったりします。
ただし高波は、波が高くなる事を表すのです。
一方の高潮は、海面が異様に高くなる事を示します。
まとめ
2つの言葉は共通する漢字がある上に、共に海に関連して使用される言葉同士です。
ですが高波は、高い波とか、大波といった意味に使われる言葉となっています。
対する高潮は、海面がとても高くなり、それが海岸や沿岸に押し寄せる事や、その様な現象に対して用いられる言葉です。
