この記事では、「桜色」と「ピンク」の違いを分かりやすく説明していきます。
「桜色」とは?
「桜色」とは桜の花弁を連想させる薄紅色です。
赤色系の色ではありますがとても淡く薄い色になります。
赤系統の色は視覚的に強く刺激的な印象を与えがちですが「桜色」は色味が薄いため柔らかく優しい印象を与えやすい色合いです。
また淡い赤系統の色にも様々なものがありますが「桜色」は青みや黄みを含みません。
薄く淡い色ではありますが赤系統の派手さから地味さはなく、明るく鮮やかで桜と付く名前通り華やかさも感じさせる色と言えるでしょう。
「ピンク」とは?
「ピンク」とは赤と白が混ざってできる明るい赤色です。
明度が高く彩度の低い赤は基本的に「ピンク」系統と分類され日本語では桃色と呼ばれます。
子供っぽさを感じさせる色ですが同時に色艶事を連想させる色でもあり、特に濃い「ピンク」色は視覚的な刺激の強い色の一つです。
「ピンク」は薄い色も濃い色も含める色の名前なので一口に「ピンク」と言っても与える印象は大きく違い、薄い「ピンク」なら可愛らしい印象を与えますが濃い「ピンク」は派手すぎてけばけばしさすら感じることもあるでしょう。
「桜色」と「ピンク」の違い
「桜色」と「ピンク」の違いを、分かりやすく解説します。
桜の花弁を連想させる淡く薄い赤色が「桜色」で、赤と白が混ざってできる明るい赤が「ピンク」です。
植物で例えると「桜色」は名前通り桜に例えられますが「ピンク」は桃やナデシコに例えられます。
「桜色」は薄く淡い色しか指しませんが「ピンク」は薄い色も濃い色も含む言葉です。
まとめ
白みがかった赤という点では共通しているものの「桜色」は上品さすら感じる淡さで、「ピンク」は薄い赤から派手な印象を与えるほど濃い色も含まれます。
「桜色」も薄い「ピンク」の一種とは言えますが、言葉から連想される派手さや色の濃さは大きく違うでしょう。