この記事では、「お選びください」と「選択頂ければ幸いです」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「お選びください」とは?
いくつかの選択肢があるなかで、より使いやすかったり、気に入ったものを選択するよう勧める言葉が「お選びください」【おえらびください】です。
1つだけではなく、2つ以上の物を見せたうえで形が好みであったり、馴染むものなど自分が欲しいと思うものを1つ選んで欲しい気持ちを伝えます。
サービス業なら客に対してより目的に合うものを選択できる楽しさを与えるため、あえて選ばせるのです。
「選択頂ければ幸いです」とは?
自社製品を選んでくれると嬉しい気持ちを丁寧に伝えられるのが「選択頂ければ幸いです」【せんたくいただければさいわいです】になります。
様々なメーカーより魅力的な製品は出ていますが、その中から自社の売り出す炊飯器を購入してもらえるとありがたい気持ちを表すのです。
かなり謙虚さが見える丁寧な言い方でもあり、相手も良い気分で選べる言葉になります。
「お選びください」と「選択頂ければ幸いです」の違い
「お選びください」と「選択頂ければ幸いです」の違いを、分かりやすく解説します。
同じ種類の中でもより使いやすい物を客や取引先に選ばせるとき「お選びください」と親切心を持って伝えます。
あえて相手に選ばせる喜びを味わってもらうため形状や色、サイズを選んでもらう提供側の遊び心が込められているのです。
もう一方の「選択頂ければ幸いです」は「お選びください」をより丁寧な敬語にした言葉であり、控えめな態度を見せながら選んでくれると嬉しいという気持ちを伝えられます。
「お選びください」の例文
・『お客様の好みに合う鞄と靴をこちらからお選びください』
・『船盛りにする魚は10種類の中から5つまでお選びください』
「選択頂ければ幸いです」の例文
・『売り出し中の商品から興味があるものを選択頂ければ幸いです』
・『弊社が力を入れて開発した機械をぜひ選択頂ければ幸いです』
まとめ
意味は同じ言葉になりますが、より丁寧に相手へ気持ちを伝えるには「幸いです」と付けると認識して、状況からうまく選択してみるといいでしょう。