毎日色々な人と付き合っていると、一緒に食事に行く機会も増えてきます。
そんな時に重要なのがどちらが支払うか、あるいは割り勘かということです。
その中で払ってもらうことを「ご馳走になる」と呼びます。
それでは、この「ご馳走になる」とはどういう意味でしょうか。
また、「ご馳走になり」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ご馳走になる」と「ご馳走になり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ご馳走になる」とは?
「ご馳走になる」とは、いうまでもなく、一緒に食事に行った時にその代金を払ってもらうことを言います。
または、食事を作ってもらって出してもらうような時にも使う言葉です。
この「馳走」という言葉ですが、もともとは馬で早く走るという意味を持つ言葉で、美味しいものを調達するときに馬を使ったことから「美味しいもの」を意味するようになり、さらに支払ってもらうという変化をしてきました。
「ご馳走になり」とは?
「ご馳走になり」とは、前述の項目で説明した内容と全く同じで、やはり食事の代金を払ってもらうという意味の言葉です。
「ご馳走になる」との違いに関しては次の項で説明します。
「ご馳走になる」と「ご馳走になり」の違い
「ご馳走になる」と「ご馳走になり」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、同じようなシチュエーションで使われる言葉ですが、どこか違うのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら「ご馳走になる」は未来のことであり、「ご馳走になり」は過去のことを表すということになります。
これは、事項で記述する例文を見ていただければ明確になります。
「ご馳走になる」の例文
・『本日は喜んでご馳走になります』
・『お言葉に甘えてご馳走になります』
「ご馳走になり」の例文
・『先日はご馳走になり、ありがとうございました』
・『この間、友人にご馳走になりました』
まとめ
この記事では、「ご馳走になる」と「ご馳走になり」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。