この記事では、「ロードマップ」と「スケジュール」の違いについて紹介します。
ロードマップとは?
ロードマップとは、目標を達成するために行うべきことを優先順位をつけて時系列順にまとめた計画案のことをいいます。
分かりやすくするために、図や表などを使ってまとめてあります。
ロードマップは英語だと「roadmap」で、道路について詳細な情報を記した地図のことを指す言葉でした。
目標を達成するために図や表を使い分かりやすくまとめた計画案が地図に似ていることからロードマップと呼ばれるようになったのです。
ロードマップには、何を目標としいつまでに何をやらなければいけないか、課題や計画をどのように実行するのか等が記されます。
ロードマップが用いられるプロジェクトは様々で、規模の小さなものから大規模なプロジェクトまで色々あります。
スケジュールとは?
スケジュールとは、日程や予定のことをいいます。
「スケジュールを管理する」といった使い方をします。
また、スケジュールには予定表という意味もあります。
英語の「schedule」をそのまま日本語読みした言葉です。
プロジェクト管理においては、ロードマップ内で行動計画を実行するための予定がスケジュールになります。
プロジェクトを成功させるためには、スムーズに仕事を進めるためにスケジュール管理が欠かせません。
タスクを洗い出しリソースを割り当て、スケジュールを実行します。
ロードマップとスケジュールの違い
ロードマップもスケジュールもプロジェクト管理のツールですが。
ロードマップがプロジェクトの全体像を表しているのに対して、スケジュールはロードマップの中の具体的な予定のことを指しているところに違いがあります。
ロードマップは目標を掲げたプロジェクトに対して使われますが、スケジュールには目標はありません。
まとめ
プロジェクト管理において、スケジュールの全体像がロードマップです。