「一家言ある」と「一家言持ち」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「一家言ある」と「一家言持ち」の違いとは?違い

この記事では、「一家言ある」「一家言持ち」の違いを分かりやすく説明していきます。

「一家言ある」とは?

「一家言ある」「いっかげんある」と読みます。

意味は、「どんな時にも何かしらひとこと言わないと気が済まない性質」です。

特に問題ないことでも自分の主張を述べて存在感を示したい性格を表します。


「一家言ある」の言葉の使い方

「一家言ある」は名詞を続けて「一家言ある人だ・である」と使われることが多くなります。

「一家言+ある」で成り立っている語で、「一家言」「その人独自の主張や理論があること、またはその様な独特な意見」という意味、「ある」「ある事柄が存在する」「ある考え・気持ち・感覚などを持っている」という意味、「一家言ある」「その人独自の主張や意見を持っていること」、転じて「常に自分の意見を言わないと気が済まないこと」になります。

「一家言」の由来は、「司馬遷」が記した歴史書「史記」の一節「一家の言と成す」とされています。


「一家言持ち」とは?

「一家言持ち」「いっかげんもち」と読みます。

意味は、「常に独自の自分の主張を考えていること」です。

あらゆるものごとに対して、心の中で思うことを抱えている様子を表します。

「一家言持ち」の言葉の使い方

「一家言持ち」は名詞・形容動詞として「一家言持ちだ・である」「一家言持ちの上司」などと使われます。

「一家言+持ち」で成り立っている語で、「持ち」は動詞「持つ」の連用形が名詞化した言葉で「手に握る」「心の中にいだく」という意味、「一家言持ち」「その人独自の主張や考えを心の中にいだくこと」になります。

「一家言ある」と「一家言持ち」の違い

「一家言ある」「その人独自の主張や意見を持っていること」、転じて「常に自分の意見を言わないと気が済まないこと」です。

「一家言持ち」「その人独自の主張や考えを心の中にいだくこと」です。

まとめ

今回は「一家言ある」「一家言持ち」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

違い
違い比較辞典