この記事では、「負けず嫌い」と「プライドが高い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「負けず嫌い」とは?
「負けず嫌い」は「まけずぎらい」と読みます。
意味は「勝負事で、他人に負けたくないと強く思う性格のこと」です。
競い合うからには勝ちたい、自分が不利な場合には何とかして相手を上回ろうと努力や苦労する気質を持つ人を表します。
「負けず嫌い」の言葉の使い方
「負けず嫌い」は「負け+ず+嫌い」で成り立っています。
助動詞「ず」は打消しの意味で「~しない」という意味、「負けず嫌い」は本来「負けないことが嫌い」、つまり「負けたい」という逆の意味ですが、慣用的に「負けたくない」という意味で使われています。
「プライドが高い」とは?
「プライドが高い」の意味は、「自尊心が強く、人より高く評価されたいと思う性格のこと」です。
自分で自分の価値を信じているので、負けを認めなかったり、他人からの悪い評価などは受け入れない気質の人を表します。
「プライドが高い」の言葉の使い方
「プライドが高い」は「プライド+が+高い」で成り立っています。
「プライド」は「自分を大切にする精神」という意味、「高い」が付くことで「自分を誇りに思う気持ちの度合いが上であること」になります。
「負けず嫌い」と「プライドが高い」の違い
「負けず嫌い」は「勝負事で、他人に負けたくないと強く思う性格のこと」です。
「プライドが高い」は「自尊心が強く、人より高く評価されたいと思う性格のこと」です。
「負けず嫌い」の例文
「負けず嫌い」の例文は以下の通りです。
・『彼女は負けず嫌いなので、猛勉強して再試験に合格した』
・『負けず嫌い同士が張り合っているのは見ていて馬鹿らしい』
・『彼は負けず嫌いだが、一度負けると激しく落ち込む』
「プライドが高い」の例文
「プライドが高い」の例文は以下の通りです。
・『有名大卒の先輩はプライドが高い』
・『プライドが高い女性は部下として扱いにくい』
・『彼女はプライドが高いので納得するまで何度でもやり直す』
まとめ
今回は「負けず嫌い」と「プライドが高い」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。